Amazonは、8型画面の新しい「Fire HD 8 Plus」を発表。予約受付を9月21日に開始した。新たに5メガピクセルのリアカメラを搭載し、バッテリー持ちも強化。10月19日から出荷予定で、価格は32GBが13,980円、64GBが15,980円。カラーはディンプル模様入りのグレー。

  • Fire HD 8 Plus

また、スタンダードモデルとなる新しい「Fire HD 8」と、子ども向けデザインを採用した「Fire HD 8 キッズモデル」も同日に予約受付を開始した。従来機種と比べてパフォーマンスを約30%高速化し、バッテリー持ちも強化。上位のFire HD 8 Plusは3GBメモリ搭載で、Qi規格のワイヤレス充電に引き続き対応。スタンダード機のFire HD 8は2GBメモリで、有線充電のみ対応という違いがある。

価格は、Fire HD 8の32GBが11,980円、64GBが13,980円で、本体カラーはブラック、ブルー、ローズの3色。Fire HD 8 キッズモデルは15,980円で、専用の保護カバーはブルー、パープル、レッドの3色から選べる。

新しいFire HD 8タブレットシリーズを10月18日までに購入すると、映画『トップガン マーヴェリック』をはじめとするAmazon Prime Videoの購入コンテンツに使えるレンタル・購入クーポン2,000円分をプレゼントする。

Fire HD 8 Plus

8型/800×1,280ドット(189ppi)のIPS液晶ディスプレイを採用し、タッチ操作に対応。ディスプレイに強化アルミノシリケートガラスを採用し、スクリーンの強度を高めている。2.0GHzの6コアプロセッサと、3GB RAMを搭載。リアカメラは5メガピクセルになり、鮮明な動画や写真の撮影が行えるようになったという(従来は2メガピクセル)。

バッテリ持続時間は、従来の12時間から13時間に強化。前世代モデルに引き続きQi規格のワイヤレス充電とUSB Type-C充電に対応する。高速充電ができる同梱の最大9W対応のアダプタで3時間、別売の10W ANGREAT製ワイヤレス充電スタンド(5,980円)を使えば3時間以内にフル充電できる。

  • ワイヤレス充電スタンドと組み合わせたイメージ

ストレージメモリは32GBと64GBの2モデルで、使用可能領域はそれぞれ25.2GB、54.5GB。microSDカードスロットを備え、最大1TBまでのmicroSDカード(別売)でストレージ容量を拡張できる。

無線LANはIEEE 802.11ac(デュアルバンド)対応。ただしWi-Fi 6(802.11ax)には、現時点では対応していない。その他、Bluetooth機能を備える。Dolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカーを内蔵。3.5mmステレオミニのヘッドホン出力も備える。本体サイズは201.9×137.3×9.6mm(縦×横×厚さ)、重さは355g。

新たにU-NEXTの動画サービスに対応。ブックサービスにも今後対応予定となっている。Amazon Prime VideoやDisney+、Netflix、Hulu、ABEMAも引き続き視聴可能で、音楽や書籍、アプリ、ゲームなど数百万のコンテンツも楽しめる。

使い勝手の面では、2画面表示に対応している2つのアプリを同時に表示するピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)機能を備え、好きな動画を観ながらレシピを検索するといった使い方もできる。

新たに拡大鏡機能も搭載。画面の拡大が可能になり、視覚障害のあるユーザーをサポートする。ほかにも、すべてのアプリを縮小してUI上のスペースを確保できる機能を備える。

  • 本体正面

  • 背面

Fire HD 8とFire HD 8 Plusの両方に対応した純正保護カバーは3,980円で、ブラック、ブルー、グレーの3色展開。ANGREAT製のワイヤレス充電スタンドはMade for Amazon認定を取得しており、Fire HD 8 Plusとセットの場合は17,980円から購入できる。

Fire HD 8/Fire HD 8 キッズモデル

新しいFire HD 8とキッズモデルも、8型/800×1,280ドット(189ppi)のIPS液晶ディスプレイ搭載で、強化アルミノシリケートガラスを採用。2.0GHzの6コアプロセッサと、2GB RAMを搭載している。2メガピクセルフロントカメラとリアカメラを備え、720pのHDビデオ録画も可能だ。

ストレージや無線LAN/Bluetooth機能、音声面の仕様は上位機のPlusとほぼ共通。キッズモデルのストレージ容量は32GBのみとなる。

  • 新しいFire HD 8

  • Fire HD 8 キッズモデル。ブルーの保護カバーを装着

バッテリ持続時間は、従来の12時間から13時間に強化。USB 2.0 Type-Cポートを搭載し、USB-C充電に対応する。同梱の5W充電器により、約5時間でフル充電可能だ。本体サイズは201.9×137.3×9.6mm(縦×横×厚さ)で、重さは337g。

  • 新しいFire HD 8/ブラック

キッズモデルはFire HD 8と主な仕様は共通で、ペアレンタルコントロール機能を利用して、子どものコンテンツ利用を管理することが可能。子ども向け数千点のコンテンツ(児童書、知育コンテンツ、ビデオ、ゲームなど)が使い放題の定額サービス「Amazon Kids+」の1年間使い放題と、2年間限定保証も付帯する(一定の条件が適用される)。なお、Amazon Kids+は1年間の使い放題期間の後、13カ月目からは有料期間に移行する。月額料金は980円で、プライム会員の場合は480円/月。

  • Fire HD 8 キッズモデル。レッドの保護カバーを装着

  • パープルの保護カバーを装着

  • 保護カバー背面

  • スタンドを立てて使用できる

子どもが使うことを想定し、耐久性のあるタブレット保護カバーを同梱。保護カバーはブルー、パープル、レッドの3色が選べる。本体サイズは222×180×27mm(縦×横×厚さ)で、重さは518g。

  • 保護カバーは3色展開