数ある動物の中でも、ネコにまつわる投稿は、SNS上で注目を集める機会がひときわ多い。インターネットが普及してから、ネコはよりいっそう愛される存在になった印象すらある。特にIT系の業界では、こうした傾向もより強いようだ。
そのせいか、ネット上にはネコをモチーフにしたさまざまなサービスやアプリが存在しており、新興サービスもなお増殖中だ。今回はそうした中から、ネコが好きな人が愛でて楽しめるサービスやアプリをまとめて紹介する。
CPUの負荷をネコの走るスピードで表示「RunCat」
「RunCat」は、メニューバー(Windowsはタスクバー)上でネコを走らせるミニアプリ。走っている速度はCPUの負荷をと連動しており、ファイルコピーなど重いタスクを始めると猛烈なスピードで走り出すなど、実用性も兼ね備える。従来はMac用のみだったが、新たにWindows用もリリースされた。なおMac版のみ、ネコの種類を切り替えられる機能がある。
スマホを通してARでネコが目の前に出現「3D Cat」
「3D Cat」は、Googleが提供するスマホ限定サービス。検索画面で「ネコ」と入力することで表示される「3D表示」をクリックすることで、動くアメリカン・ショートヘアが実物大のARで表示される。ピンチイン・アウトによって拡大縮小できるほか、ネコ以外の動物に切り替えることもできる。ネコの種類がアメリカン・ショートヘアだけなのが少々残念。
ネコのゴロゴロ音を聴ける環境音サイト「Purrli」
「Purrli」は、ネコのゴロゴロ音を好きなだけ聴けるサイト。複数のパラメータを調整することで、ネコの感情や興奮度合いを反映したゴロゴロ音を生成できる。著名な環境音再生サービスからスピンアウトしたサイトで、精神を落ち着かせたり、安眠にも効果があるとしている。ちなお突然鳴き声を発してビックリすることがあるので、音量設定には要注意。
実在しないネコの画像をAIが生成「thiscatdoesnotexist.com」
「thiscatdoesnotexist.com」は、ネット上に存在するネコ画像を合成し、実在しないネコの画像をAIが生成するサービス。StyleGANによる写真合成ロジックを用いたサービスは複数あるが、これはネコに特化していることが特徴。ネコの顔は正面のみで、サイズは512×512ピクセル。ページをリロードすることによって新たなネコ画像が生成され、中央に表示される仕組みだ。
ネコのイラストを自由に作れる「うちのこメーカー」
「うちのこメーカー」は、ネコのイラストを自由に作れるサービス。輪郭や目、耳、体の模様といったパーツを配置することでオリジナルのネコを作成でき、画像をダウンロードしたり、それらの絵柄を使ったグッズを購入することもできる。選ぶパーツによってはネコとはかけ離れた謎の動物が誕生することもあるが、それもまた味わい深さの一つ。
ブラウザで表示できるネコ時計「本気出す時計 ねこエディション」
「本気出す時計 ねこエディション」は、ネコを背景にした時計をブラウザのフルスクリーン上に表示しておけるサービス。画像は1時間単位で入れ替わる仕組みで、画面サイズに合わせて縦横は可変する。タブレットで表示させて傍らに立て掛けておけば、あっという間にネコ時計の完成だ。なおかつてはアプリ版もあったが、現在は消滅しているようだ。
人気のあるネコ関連のツイートを探せる「ねこったー NECOTTER」
「ねこったー NECOTTER」は、ネコに関するツイートの中から人気のあるツイートを探せるサイト。ハッシュタグ「#猫」がついたツイートを収集・表示しているようだ。日/週/月別にいいねが多いツイート・RTが多いツイートを表示できるので、人気のある最新のネコ関連ツイートをチェックするのには最適。