NTTドコモ モバイル社会研究所は8月8日、小中学校の授業におけるパソコン/タブレット活用状況についての調査レポートを公開した。報告内容は、2021年11月に実施された「2021年親と子の調査」の結果に基づく。
アンケート結果によれば、パソコンやタブレットを使って授業を受けたことがあるという生徒は約7割。そのうち、校内の備品のみ使用したケースは約4%で、ほとんどは個人ごとに割り当てられた貸与パソコン/タブレットを使用していた。
パソコン/タブレットを使って受けたICT活用授業の形態としては、リアルタイムの配信が約7割、録画された映像コンテンツの視聴が約3割。
学校での授業と家で受けるリモート授業の両方を合わせて、パソコン/タブレットを利用して授業を受けた経験を問うと、小学生で約4割、中学生で約5割が両方のタイプを経験していた。
「2021年親と子の調査」調査概要
- 調査方法:訪問留置調査
- 調査対象:関東1都6県の小中学校と親
- 有効回答数:500
- サンプリング方法:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付
- 調査時期:2021年11月