箱根・彫刻の森美術館で、創作展示「飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」が開催される。会期は、2022年7月30日から2023年4月2日までだ。デカすぎる猫の像が展示されている。

  • 彫刻の森美術館にデカすぎる猫の像、ネット「想像以上に大きい!」

    「飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」が開催、独特なインスタレーション作品を楽しめる

「飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」では、2007年から飯川さんが展開するデコレータークラブシリーズの新作インスタレーション(場所や空間全体を作品として体験させる芸術)を中心に展示している。例えば、鑑賞者が能動的に関わることで変容する空間や物質を、身体的・感覚的に捉えさせるインスタレーション作品、「デコレータークラブ ─ 0人もしくは1人以上の観客に向けて」や、誰かの忘れ物かのような「デコレータークラブ ─ベリーヘビーバッグ」などを展示。

このほか、15メートルと迫力のある大きさで木々の中に潜む彫刻作品「デコレータークラブ ─ピンクの猫の小林さん─」が展示されている。また、過去に発表した映像作品も展示し、作品を通して飯川さんの着眼点に迫ることが可能だそう。

同館によれば、飯川さんの作品は「幅広い来館者層へアプローチする、可愛らしく接しやすい表層を持っているが、一方で、人間のコミュニケーションの不完全さや、時には遅効する気づきそのものへの興味に焦点を当てている。」のだそう。鑑賞者のある行為で起こる偶然をポジティブにとらえて、時間や距離が離れた場所に出来事を届けることを試みるとのことだ。

ネット上では「シュールな光景🤣ピンクのネコさん、大きさと色がスゴいですね。」「一目で全貌を捉えることは難しいぐらい大きいんですね」「ピンクのネコ『小林さん』も想像以上に大きい!!」と一際目立つピンクの猫に注目する声が多く寄せられた。