NTTドコモ モバイル社会研究所は8月4日、スマートフォンの利用時間に関する意識調査のレポートを公開した。報告内容は、2022年2月に実施された「2022年スマホ利用者行動調査」の結果に基づく。
全国15~79歳のスマートフォン利用者6,272人の回答を集計した結果、自身のスマートフォン利用時間を減らした方が良いと考えている人は全体の半数以上だった。
若年層ほど割合が高く、10代では「そう思う」または「まあそう思う」との回答が計8割に達した。男女別では、男性より女性が10ポイント高い。
休日のスマートフォン利用時間ごとに集計すると、実際の利用時間の長さに応じて「利用時間を減らした方が良い」と思っている人の割合も上がっており、長時間使ってしまう人もどこかで危機感を覚えているケースが多いことがうかがえる。
1日1~2時間のグループから1時間未満のグループにかけては利用時間を減らしたい人の割合が一気にダウンしており、1時間程度までなら適度な距離感で付き合えていると考える人が多いようだ。
「2022年スマホ利用者行動調査」調査概要
- 調査時期:2022年2月
- 調査方法:Web
- 調査対象:全国15~79歳男女
- 有効回答数:6,272
- サンプリング方法:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。