駅や空港、カフェでiPhoneを使うなら公衆Wi-Fiという人は多いはず。貴重な"ギガ"を減らさずに済むし、場所によってはモバイル回線より高速かつ安定しています。とはいえ、「セキュリティ保護されていないネットワーク」という表示を目にすると、少し心配になりますよね。

この「セキュリティ保護されていないネットワーク」とは、Wi-Fiの通信内容が暗号化されていない状態を意味します。それが即被害につながるわけではありませんが、セキュリティが万全とはいえませんから、不安に感じる場合はなんらかの手を打つべきです。

対策のひとつには、VPN(Virtual Private Network)の利用が挙げられます。VPNはエンドツーエンドの通信が暗号化されるため、安全性は格段に向上します。iOSでも標準の機能としてサポートされていますが、高速性と安全性の両面で安心できるVPNサーバを手配する必要があるため、誰でも気軽に始められるものではありません。

もっと気軽に公衆Wi-Fiのセキュリティを高めたいのなら、「iCloudプライベートリレー」(2022年7月現在はベータ版)の利用がお勧めです。しくみはVPNと異なるものの、通信内容が暗号化され外部からその通信端末(iPhone)のIPアドレスを特定できなくなるため、公衆Wi-Fiのセキュリティは格段に向上します。

iCloudプライベートリレーはiCloud+のサブスクリプション(有料プラン契約時)に含まれ、Wi-Fiアクセスポイント単位でも有効にできます。『設定』→「Apple ID(自分の名前)」→「iCloud」→「プライベートリレー」の順に画面を開き、スイッチをオンにすれば、以降接続するWi-Fiアクセスポイントにも自動的に適用されます。

公衆Wi-Fiに接続後、『設定』→「Wi-Fi」→接続中のアクセスポイントの「i」ボタンの順に画面を開いてみましょう。「IPアドレスのトラッキングを制限」スイッチがオンになっていれば、iCloudプライベートリレーが機能しているとわかりますよ。

  • 安全に公衆Wi-Fiを使いたいなら、「iCloudプライベートリレー」の利用がお勧めです