NTTドコモは7月12日、5G国際ローミングの提供を発表した。7月15日以降に順次開始する。
まずは中国(CMCC)、韓国(KT)、タイ(TRUE-H)、グアム/サイパン(DOCOMO PACIFIC)へのローミングに対応する。7月29日からは、アメリカ本土/アラスカ/ハワイ(AT&T)でも利用できる。対応機種は、iOS 15.4以上またはiPadOS 15.4以上の5G端末。
海外パケット定額サービス「パケットパック海外オプション」や「海外パケ・ホーダイ」に加入していれば、追加の申込は不要。料金は4Gローミングと変わらず、ahamoユーザーも同様に利用できる。
7月4日から実施している「2022年夏季 パケットパック海外オプションポイント還元キャンペーン」の対象となり、キャンペーンサイトからエントリーのうえ、パケットパック海外オプションを利用すれば、利用額の30%相当がdポイント(期間・用途限定)として還元される。
国内携帯キャリア各社の5G国際ローミングの対応状況としては、ソフトバンク(ワイモバイル/LINEMOを含む)が2021年4月に韓国(SK Telecom)で初対応した。また、訪日客の5Gローミングの受け入れ(ローミングイン)ではドコモが先行しており、2020年9月からAT&Tの5G契約者がドコモの5Gエリアで通信できるようになっている。