7月2日に発生したKDDIの通信障害について、同社は7月4日16時時点で音声通話・データ通信を含めて「全国的にほぼ回復している」と発表。現在、ネットワーク試験の検証を行っており、本格再開時間は別途案内するという。

既報の通り、今回の大規模通信障害は7月2日1時35分頃に発生し、発生から2日以上が経った現在も一部では障害が継続しているが、全面復旧のメドがついたと見られる。auやUQ mobile、povoの携帯電話と、au回線を利用しているMVNOなどの事業者の通信サービスのほか、ホームプラス電話、ホーム電話、auフェムトセルなどに影響した。

7月3日の髙橋誠社長らによる緊急会見の時点では、個人・法人含めて最大3,915万回線に影響が出たとしている。今回の障害の原因や対応について、詳細は小山安博氏によるレポート記事を参照のこと。