製品評価技術基盤機構(NITE)は6月30日、製品のリコール情報をiPhoneのカメラを使って調べられるアプリ「NITE AR-Shot」を発表した。アプリの利用は無料。6月30日より公開している。

  • 製品のリコール情報をiPhoneのカメラを使って調べられるアプリ「NITE AR-Shot」

NITE AR-Shotは、iPhoneのカメラで製品情報(銘板やラベル)に記載されている会社名や型式名などを読み取り、その製品がリコール対象かどうかを見分けるアプリ。家庭用製品のリコールによる事故を防ぐために開発された。

  • アプリを起動して、製品のラベルを撮影すればよい

  • 写真の中から必要な情報をコピペして入力すれば、リコール対象製品かどうかが分かる

撮影した製品がリコール対象だった場合、リコールの内容、対処方法、問い合わせ先などの情報を表示。リコール対象ではない場合は、製品事故の事例や事故を起こさないためのポイントを、動画やポスターなどで解説する。動画やポスターでは、検索した製品に関わる情報だけでなく、時節に合わせた製品や事故が急増している製品などの情報も伝えていく。

NITE AR-Shotを活用することで、身近な製品のリコールチェックを簡単に行えるほか、正しい使用方法なども学べる。対応OSはiOS 15以降。