ズバ抜けて高い撮影性能が評価され、カメラグランプリ2022にも輝いたニコンのフルサイズミラーレス「Z 9」。この春に公開した最新ファームウェアでは、シャッターを押す最大1秒前にさかのぼって決定的瞬間の写真を記録できるプリキャプチャ機能を新たに追加したことが写真ファンの間で大いに話題になっています。もともと高性能で定評のあるZ 9にプリキャプチャ機能が加わるとどんなことになるのか、落合カメラマンに多くの実写写真を交えて検証してもらいました。

  • 無料で入手できる新しいファームウェア「バージョン2.00」の配信が始まったニコンのフルサイズミラーレス「Z 9」。装着しているレンズは、1.4倍テレコンバーターを内蔵する大口径超望遠レンズ「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」。180万円前後という実売価格にも驚かされるが、量販店での入荷時期はなんと2023年11月下旬となっている

あのZ 9に「さかのぼり撮影機能」が加わってしまった

ゴールデンウイークを目の前にした2022年4月20日、ニコン「Z 9」が大幅なファームアップを敢行した。その進化の幅は、「1.11」からいきなり「2.00」に飛んだファームウエアバージョンからもうかがい知れようというものだけど、いやぁ、チカラ入ってますなぁ、ニコンさん。さすがは、「あんすっとぱぶる」を標榜するZ 9であります。「もう俺たちのことは止められねぇZっ!!」と表明すると同時に、ここで立ち止まるワケにはいかないとの自覚もあるのでしょう。頼もしい限りです。

とはいえ、手元にZ 9があってコソのファームアップではある。予約を入れたところで無慈悲な“待ち”を宣告されたままになっている皆様には、「ファームアップどころじゃねーぜ、おい!」ってな、お辛い日々を過ごされていることと思うのだけど、その点、未だ手を出すことができないでいる私などは、けっこうお気楽なモノ。でも、ここで「Ver.2.00」を味わってしまったのが運命の分かれ道になりそうだ。「一度使うと絶対に惚れちまう」と言い切っていたZ 9が、さらに妖艶なカメラになっていることを実感するに至り、完全に骨抜きのフニャフニャになってしまったからである。こ、これは、今すぐにでも手に、入れ、入れ、たい、かも…。うわぁぁっ~(物欲制御不能状態)。

腕利きカメラマンを泣かせるほどの破壊力

Z 9用の新ファームウエアは、まず動画関連の大幅な機能アップが前面でアピールされているようなのだけど、個人的には、ソコに刺さってくる要素はなかった。Z 9を動画撮影機であるとは捉えていないからだ。私にとってZ 9は、あくまでも写真を撮るためのカメラ。古き良きフラッグシップ一眼レフのテイストを感じさせる、心地よき重厚感にあふれる希有なミラーレス機との認識だ。なので、動画関係の進化にはまったく興味がない。すみません・・・。

というワケで、今回一番ハマったのは「プリキャプチャ」の実装。これは、実際のレリーズタイミングから過去にさかのぼって「写真を撮ることができる」魔法のような機能で、つまり「今だっ!」と思った瞬間にシャッターボタンを押していたのでは撮れなかった(撮影が間に合わなかった)ものが余裕で撮れるようになっている。大切なのは「余裕で」の部分。実際に味わってみてブッ飛んだ。撮りたくても撮れなかった(あるいは偶然に頼るしかなかった)瞬間の撮影が造作なく実行できてしまう(撮れてしまう)のだから。こりゃ、心折れる職人気質カメラマン続出かもしれませんぞ。

  • フトした瞬間に一瞬で潜ってしまうので、肝心な瞬間を撮るのは至難のワザだった水鳥が見せるこんな場面も、プリキャプチャにとっては朝飯前の動きにすぎないようで、極めて効率的に撮ることができた。着目すべきは、水鳥の鋭いツッコミによる「水面(みなも)の芸」。ミルククラウンならぬ池の水クラウン(命名センス壊滅)がこんなに美しく形成されていたとは! 30コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S使用、ISO1250、1/8000秒、F3.2)

Z 9の場合、さかのぼれる時間(プリ記録時間)は「なし」「0.3秒」「0.5秒」「1秒」から選ぶことができる。ここを「なし」にしておくと、普通のハイスピードフレームキャプチャ撮影(Z 9にもともと備わっているAF・AE追従で30コマ/秒、もしくは120コマ/秒の連写ができる機能)での撮影になる。つまり、Z 9が新たに実装したプリキャプチャは、ハイスピードフレームキャプチャ撮影の拡張機能であるということ。というワケで、プリキャプチャ撮影時に生じる制限、および係る諸条件は、ハイスピードフレームキャプチャ撮影に準ずることになるので注意が必要だ。

そして、もうひとつ設定しなければならないのは「レリーズ後記録時間」。こちらは、シャッターボタンを全押ししたあとに記録し続ける時間で「1秒」「2秒」「3秒」「最大」が選択肢として用意。「最大」では、最長約4秒間の記録が行われるとのことなのだけど、この数字もハイスピードフレームキャプチャ撮影の最長記録時間とイコールだ。

  • 木陰で1/4000秒のシャッター速度にこだわったら、ISO感度が常用上限のISO25600になってしまったおかげで、等倍鑑賞ではどこか絵画的な雰囲気も漂う仕上がりになっているのだけど、凍結された一瞬の風景にはそれもお似合い。30コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO25600、1/4000秒、F5.6、+1補正)

  • なにゆえ過去にさかのぼって写真が撮れる(画像が記録できる)のかといえば、シャッターボタン全押しの前からバックグラウンドで記録が始められているから。具体的には、シャッターボタンを半押しにした段階から繰り返し「プリ記録時間」分の画像が上書き記録され続けているってこと。だから、スズメさんの目線バッチリな、偶然を除けば人力だけでは絶対に撮れそうにないこんな瞬間も、軽~い気持ちのままゲットできちゃうというワケ。30コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO2200、1/4000秒、F5.6、+0.3補正)

  • 撮るべき一瞬を比較的お気楽に待っている状態なら、瞬間をゲットするための"保険"にもなり得るプリ記録時間「1.0秒」も、撮るべき瞬間に対し意識を集中して待ち受けている状態では、結果として長過ぎ(コトが起こる前の無駄カットが多くなりすぎる)と感じることが多かった。一方、レリーズ後記録時間は、何秒に設定していようとシャッターボタンの押下を解除した段階で「後記録」が停止することから、最終的には「最大」設定での「手動停止」を基本とするスタイルに落ち着くことになっている。このあたりは、集中力維持の度合いに応じてフレキシブルに対応した方がよさそうだ。30コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO1400、1/4000秒、F5.6、+1補正)

  • こちらはプリキャプチャではなく通常撮影。測距点自動選択(ワイドエリアAF)時に見せがちな背景へのピントの逃げに悩まされることがままあるZ 9ではあるのだけど、Ver.2.00ではワイドエリアAFの測距範囲の絞り込みが効率的にできるようになり、この点を賢くフォロー(根本的解決にはなっていないが)。そして今回、NIKKOR Z 400mmF2.8 TC VR Sを使ってみたら、このレンズではそもそもピントの逃げが圧倒的に少ないようにも感じられた。単焦点レンズだから? 明るいレンズだから? それとも単なるたまたまの出来事? 卓越した描写力やテレコン内蔵など、すべての要素にわたり価格なりの価値をしっかり有しているレンズだと断言できる(NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S使用、ISO100、1/4000秒、F3.2、-1.3補正)

同種の機能で先行した機種にはないメリットや工夫も

この手のさかのぼり撮影機能は、身内以外ではオリンパス「OM-D E-M1シリーズ」や「E-M5 Mark III」、OMデジタルソリューションズ「OM-1」などにはすでに搭載実績がある(機能名称は「プロキャプチャー」)。それらとの比較でZ 9の同様機能が“新しい”のは、まずは「フルサイズミラーレス機としては初」の搭載であるところ。ここは、超高感度時の画質的優位性に繋がる要素であると個人的には捉えている。

また、フル画素45MPで撮れる場合は、画素数的にも有利との認識も可能だろう。こちらは、トリミング耐性に関わるとの受け止めで優位性を実感しやすいかもしれない。ただし、Z 9のプリキャプチャでフル画素撮影ができるのは、30コマ/秒設定時のみ。120コマ/秒時は、画像サイズがサイズS=約11.4MPに限定されることになる。これは、ハイスピードフレームキャプチャ撮影にもとから存在する制限で、記録がJPEG・NORMALのみになるのも同様の“縛り”だ。なお、参考までに、撮影データに関しては、OM-D E-M1 Mark II/Mark IIIとOM-1のプロキャプチャーはJPEG、RAW両記録が可能。キヤノンEOS R7のRAWバーストモードはRAW記録のみとなる。

  • 120コマ/秒のプリキャプチャによる連続撮影も、厳密にはバットがボールに当たった瞬間は撮り損ねている・・・というべきか。でも、かなりお気軽にこういう写真が撮れちゃうところに同機能の大きな価値が備わっていることは間違いない。画像サイズがおよそ11.4MPの「S」固定になってしまうところが120コマ/秒で撮影するときの最大の注意点。あとは、撮影カット数がとんでもないコトになる点にもそれなりの覚悟が必要ではある(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO3600、1/4000秒、F5.6)

そしてもうひとつ、Z 9のプリキャプチャには、関連設定が「時間」で示されているところが分かりやすくて優しい。オリ/OMのプロキャプチャーは、「さかのぼって撮影できるコマ数は最大70コマ」(OM-1)といった感じの「コマ数くくり」がベースの解説&設定なので、「さかのぼれる時間」は事前に設定するプリ連写コマ数と秒間コマ速の組み合わせ次第。そのぶん細かな設定ができるわけなのだけど、実際の動作をリアルに認識するには、設定時に軽~く暗算する必要があるってことで、少々ヤヤコシイのだ。

ちなみに、身内を振り返ると、あの「Nikon 1」の「V3」に、Z 9のプリキャプチャほぼそのままの機能がすでに搭載されていた事実に突き当たることになるのだけど、Z 9のプリキャプチャって、ひょっとしたらあのときの雪辱を果たすべく満を持して復活した機能だったりして。もしそうなのだとするならば・・・その執念深さ、全力で応援しまっせー(笑)。

  • プリキャプチャは、Z 9がそもそも備える「ハイスピードフレームキャプチャ(C30=30コマ/秒、C120=120コマ/秒)」に準ずる制限を受けることから、使えるシャッタースピードの下限はC30が1/60秒、C120が1/125秒(上限はともに1/32000秒)、撮像範囲はC30がFXとDX、C120がFXのみ、画質モードは双方とも「NORMAL」固定、画像サイズはC30が「L」固定、C120が「S」固定、ISO感度上限はISO25600(拡張域は使用不可)、露出補正はプラスマイナス3段・・・などの縛りがある。実際の撮影に際しては、これらの制限が大きな足枷になることはないとの印象だったが、留意すべきポイントだ。30コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO2800、1/4000秒、F5.6、+0.7補正)

  • バットがボールをヒットする瞬間は、30コマ/秒の連写におまかせでは対応しきれないというのが結論。肝心な一瞬がコマ間に紛れてしまうことが冗談かと思うくらいに多かったのだ。なので、ここでは120コマ/秒オンリーの撮影に移行したのだが・・・(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO2500、1/2000秒、F5.6)

  • そうしたら、今度はどんなに気を遣っても大量の無駄カットが生まれるのは避けられないという現実に直面することに・・・。撮っている時はかなりキモチが良い(肝心な一瞬がバシバシ撮れている)のだけど、家に帰ってからの切り捨て作業が地獄なのでした。120コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO3600、1/2000秒、F5.6、+0.3補正)

プリキャプチャと相性がよすぎる100-400mmにゾッコン

光学ファインダーに匹敵するといっても過言ではない飛び抜けて良好な“見え”を有するEVFと、打てば響くかのような各種動作レスポンスに支えられてのプリキャプチャ撮影は愉快、痛快そのものだった。“肉眼では認識不能な狙った瞬間”という一種、難解な一瞬が、毎回ほぼ間違いなく撮れるというのはマジでヤバい。これまでの写真人生がひっくり返るほどの快感なのである。バッテリー残量がみるみるうちに減っていくことがないのもイイ。なんていうか、無遠慮に使い倒せる「普通さ加減」がジツにヨイのだなぁ。

なお、今回は「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」も借用したのだけど、2,950g(ヨンニッパとしては十分に軽い)+1,340g(Z 9ボディ)=4kgチョイのコンビを手にレリーズチャンスを手持ちで待つのはけっこうな大仕事であると、早々に白旗をフリフリすることになっております(ナサケナイ・・・)。ニヒャクマンエンの超高級超望遠レンズを目の前にしながら、ヘタレな私はアッサリNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sに逃げてしまったのだ。

  • 超望遠ズームの定番といえる100-400mmモデル「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」。実売価格は35万円前後だが、主要な量販店では納品が2022年11月下旬と、Z 9本体並みに入手困難な状態になっている

いや、でも、コチラの望遠ズームが想像以上のデキであることを実感できたのは思わぬ収穫だった。望遠側の引き寄せ効果に余裕を見せるテレ端画角と、その400mm時の最短撮影距離0.98mが発揮する寄り効果(近接撮影能力)の「ダブル寄り」において、Z 9およびプリキャプチャ機能との想像を超える好バランスをハッキリ確認することができたからだ。フットワークを活かしてのプリキャプチャ撮影では、ヨンニッパよりも数倍イイ写真が撮れたと思っている。

おかげで、私の中では「Z 9には100-400mm」「プリキャプチャにも100-400mm」、そして「Z 9とNIKKOR Z 24-120mm f/4 SとNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sがあれば、とりあえずは無敵!」という“新たな常識”が生成されることになってしまった。合計100万円チョイでこのゴールデントリオが組めるとなれば、けっこうお買い得・・・かな?? 金銭感覚が完全にイッちゃってる気もしますが。

  • 恐れ多くもS-Lineに属するNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sは、どんな光線状態の下でも描写性能には一切の不足を感じさせない、万能感に優れる、Zユーザーには必携の望遠ズームレンズだ。このカットは、プリキャプチャではなく通常の20コマ/秒で撮影したもの。ほぼ最短撮影(だったハズ)(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO5000、1/8000秒、F5.6、-2.3補正)

  • テレ端で1mチョイ切りまで寄れるNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sを手にすれば、遠方の被写体を引き寄せるのみならず、マクロ領域の世界でプリキャプチャすることもたやすい話となる。ここまでしっかり寄れるレンズだとは思ってもいなかったので、使ってみてビックリだった。30コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO1400、1/8000秒、F5.6、+0.3補正)

  • プリキャプチャは、カメラから見て真横方向の動きではない動体に対するピントの追従に課題を残している。肝心の一瞬は撮れても、その後のカットがピンボケ(主要な被写体の動きにピントが追従しない)・・・という現実につまずきがちなのだ。つまり、プリキャプチャで撮影した連続カットをすべて活かすように撮るのは、実は至難のワザであるということ。仕込みに頼らぬ被写体まかせのプリキャプチャ撮影では、そこが最大の問題。30コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO7200、1/4000秒、F5.6)

  • プリキャプチャしている時の動体に対する厳密なピント追従には期待できないというのが、さしあたっての結論ではある。ならば、その点をクリアするにはどうすべきか? 今回の試用においては、最終的には「適切な位置への置きピン」が比較的有効であるとの印象を強くすることになったのだが・・・。もう少し使い込んでみないと何とも言えないというのが正直なところかな。30コマ/秒のプリキャプチャで撮影(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO5000、1/2000秒、F5.6、-0.3補正)

さらに、DXフォーマットのZに「瞬間」「高速」「時間泥棒」的なコンセプトに特化したボディが存在してもよいのではないかとの思いも頭をもたげてきている。つまり、Z 9の高速性とプリキャプチャ的な機能を真っ直ぐに引き継ぐ、“速さ”に特化した「DXフォーマットのZ」待望論の勃発である。言うだけは簡単で本当に申し訳ないのだけど、「Nikon 1」のオトシマエをつけるにゃ、おあつらえ向きのハナシだと思いますがねぇ~。今やらなきゃ、いつやるんですかい、ニコンさん? 期待してますよ。ゲッヘッヘ・・・。

  • Ver.2.00で実装された「比較動合成」もかなり楽しい。「動いている部分」に重なりがなければ、かなり上手な合成を見せてくれるこの機能は、撮影時の実行ではなく、撮影済みカットを選択しての合成作業(ボディ内処理)になる。作業は数秒で完結。「動き」と「重なり」の両方が生じている部分の描画は、合成の枚数や合成する順番によってカタチを変えるようで、例えばこのカットの場合、画面の下の方にいる人々の写り方はこれほどまでにバラエティ豊か。合成枚数は5カット以上との制限がある中、旅客機の数がそれ以下の仕上がりがあるのは、必要に応じ旅客機の飛んでいない「カラ風景」を合成枚数に加えているため

  • 新ファームウェアがもたらした新機能にすっかり心を奪われた落合カメラマン。さかのぼり撮影機能を搭載したキヤノン「EOS R7」発表の知らせを受け、EOS R7とガチンコ勝負になるDXフォーマットのZシリーズの登場を早くも心待ちにしているようだ