サードウェーブは、サードウェーブを原告、セキュリティソフトを販売するマカフィー社を被告とする訴訟に関して、東京地方裁判所がマカフィー社に2347万5262円の損害賠償を命ずる判決を言いわたしたことを明らかにした。

サードウェーブがマカフィー社に対して提訴した理由は、サードウェーブ製のパソコンにマカフィー社のセキュリティソフトを搭載する契約を締結するにあたり、マカフィー社が事実に反する説明を繰り返し、複数年にわたりサードウェーブの経営判断に不当な影響を与え、結果としてサードウェーブが損害を被ったため。サードウェーブは2018年10月22日付で、訴えを提起していた。

これに対し東京地方裁判所は、「原告によるライセンス料の支払は被告の不法行為による損害といえる」として、マカフィー社に2347万5262円の損害賠償を命ずる判決を言いわたした。