サムスン電子は4月7日、有機ELディスプレイを採用したタブレット「Galaxy Tab S8+」および「Galaxy Tab S8 Ultra」を国内向けに発表した。

  • Galaxy Tab S8+およびGalaxy Tab S8 Ultra。2022年2月10日にグローバル発表されていた、ハイエンドクラスの大画面Androidタブレットだ

Galaxy Tab S8+は4月21日に発売し、Galaxy Tab S8 Ultraは6月下旬以降に発売。量販店オンラインストアやAmazon.co.jp、直営ストアなどで取り扱う。Galaxy Tab S8+の価格は販路により異なるが、Amazon.co.jpの場合で115,500円。

「Galaxy Tab S8+」は約12.4インチ、「Galaxy Tab S8 Ultra」は約14.6インチの有機ELディスプレイを備えたAndroidタブレット。いずれもプロセッサは、クアルコムが2021年12月に発表したハイエンド向けのSnapdragon 8 Gen 1を搭載し、負荷の高いゲームやイラスト制作などもこなせる性能を持つ。

  • 背面

ディスプレイ解像度はGalaxy Tab S8+が約2,800×1,752ドット、Galaxy Tab S8 Ultraが約2,960×1,848ドット。タッチ操作に加え、付属のデジタルペン「Sペン」での操作も可能。Sペンは2.8msの低レイテンシーが特徴で、書類に書き込んだり、手書きでメモを取ったりする操作が手軽に行える。ペンは本体背面にマグネットでくっつき、ワイヤレス充電できる。

アウトカメラは共通で、約1,300万画(F値2.0)+約600万画素(超広角 F値2.2)を搭載。インカメラは、Galaxy Tab S8+が約1,200万画素の超広角レンズ1基だが、Galaxy Tab S8 Ultraでは加えて約1,200万画素の標準レンズも搭載する。

ボディカラーはグラファイト。素材は強度の高いアーマーアルミニウム素材を採用する。

専用カバーとして、英語配列キーボードが付いたスタンドカバー「Book Cover Keyboard」や、シンプルなノート型カバー「Note View Cover」、TPUと頑丈なポリカーボネート素材の「Protective Standing Cover」などが用意される(いずれもGalaxy Tab S8+向け)。

Galaxy Tab S8+ / Galaxy Tab S8 Ultraの主な仕様

  Galaxy Tab S8+ Galaxy Tab S8 Ultra
OS Android 12
CPU Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1
メモリ 8GB 12GB
ストレージ 128GB 256GB
外部ストレージ microSD 最大1TB
ディスプレイ 約12.4インチ(約2,800×1,752ドット)AMOLEDディスプレイ 最大120Hz 約14.6インチ(約2,960×1,848ドット)AMOLEDディスプレイ 最大120Hz
アウトカメラ 約1,300万画(F値2.0)+約600万画素(超広角 F値2.2)
インカメラ 約1,200万画素(超広角 F値2.4) 約1,200万画素(F値2.2)+約1,200万画素(超広角 F値2.4)
Wi-Fi Wi-Fi6対応(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth バージョン5.2
防水/防塵
生体認証 画面内指紋認証
バッテリー容量 10,090mAh 11,200mAh
サイズ 185.0×285.0×5.7mm 208.6×326.4×5.5mm
重さ 約567g 約726g
カラー グラファイト
  • 付属のSペン。本体の背面にマグネットで接着して充電できる

  • Galaxy Tab S8+用スタンドカバー「Book Cover Keyboard」。英語配列キーボード付き

  • ノート型カバー「Note View Cover」(左)と、ポリカーボネート素材の「Protective Standing Cover」(右)