NTTe-Sportsと大日本印刷(DNP)は、「社会人eスポーツ文化の醸成」を目指し、共同で、社会人eスポーツプレイヤーを対象としたeスポーツリーグ『B2eLEAGUE(ビーツーイーリーグ)』を設立し、2022年5月に開幕する。

リーグでは、仕事に従事する社会人を考慮して、いつでも自由に参加できるトーナメント戦と、上位競技者同士のリーグ戦を組み合わせたオープン&サーキット形式を採用。リーグ公式戦の全大会をYouTubeなどで配信し、身近な人を応援する機会を定常的に提供する。

また、競技者とファンとのつながりを支援するサービス「eXeLAB(エグゼラボ)」を活用して、練習相手の募集、攻略の相談など、参加者同士がコミュニティ形成する機会を提供することで、リーグ内での競技者とファンとの交流を広げる。NTTe-Sportsが運営する最先端の設備でeスポーツを楽しめる施設「eXeField Akiba(エグゼフィールド アキバ)」を活用したイベント等も開催する予定だ。

そのほか両社は、B2eLEAGUEの開催で必要となる施設の構築や運営支援に関わる基盤システムをプラットフォームとして用意し、eスポーツイベントの開催を検討している地域のパートナー企業・団体へ提供。競技者が大会に参加する際に必要な各種手続き、リーグの試合記録の管理、大会情報の提供など、大会実施に関わるさまざまなノウハウについても、「DNPスポーツ情報管理サービス」を活用して、支援していく。

5月の『B2eLEAGUE』の開幕に先駆けて、リーグの詳細発表に続き、リーグの主要タイトルとなる『グランツーリスモSPORT』と『プロ野球スピリッツA』の2タイトルを使用したエキシビションマッチを2部制で実施。3月26日15時からの開催を予定する。

今後は、2024年度までにリーグ参加者数5万人、競技ゲームタイトル数6本を目指すとともに、施設構築や運営支援、基盤システムをプラットフォームとして提供することで、全国7エリアを目標にB2eLEAGUEのフランチャイズ展開を推進していく。これにより国内の社会人eスポーツ市場の拡大と地域間交流の促進を実現させ、2030年度のリーグ参加競技者数100万人を目指し、社会人がeスポーツを競技として楽しむことを一般化できるように取り組んでいく。