米Metaは1月27日(現地時間)、「Messenger」のエンドツーエンド暗号化(E2EE)機能のアップデートを発表した。

音声・ビデオ通話を含むグループチャットのE2EE保護を全てのユーザーに提供する。これは昨年夏からテスト提供していた機能だ。暗号化したスレッドでは5秒から24時間の間でメッセージが消えるようにタイマーを設定できるが、より安心して暗号化したチャットを利用できるように、タイマー機能に加えて、誰かが消えるメッセージのスクリーンショットを撮影した際に通知が届く機能を設けた。通知機能は数週間をかけてロールアウトする。

他にも、暗号化チャットでGIFやステッカー、リアクションを活用した表現、特定のメッセージへのリプライやメッセージの転送、認証済みバッジの利用などが可能になる。

このアップデートで、グループチャットの保護を含むE2EEを全てのユーザーが利用できるようになり、ユーザーがMessengerに期待する機能が追加される。次は暗号化がデフォルトになるかが注目点になる。