3Dプリンターを使って「砂」を一体成形し、音質的に理想のカタチを追求したというデスクトップ用スピーカー「IONIC Sound System」が、東京・二子玉川の蔦屋家電+にて展示中だ。2022年1月24日までの期間限定となる。

  • IONIC Sound System(DEEP BLACK仕上げ)

蔦屋家電+の所在地は、東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット。営業時間は10時〜20時。IONIC Sound Systemの展示期間は2022年1月24日までで、期間中の定休日は2022年1月1日。

  • 蔦屋家電+の店内イメージ

IONIC Sound Systemは、チェコのベンチャー企業、DEEPTIMEが手がけたユニークなデザインのデスクトップ用スピーカー。深海生物トグロコウイカの名前に由来するサテライトスピーカー「Spirula」と、ウニの化石をモチーフにしたデザインのサブウーファー兼アンプ「Thunderstone」を組み合わせた2.1chシステムで、国内ではベッドフォードサウンドが取り扱う。同社直販サイトでの直販価格は437,800円。

Spirulaはアンプ非搭載のパッシブ型で、竹繊維紙コーンを採用したフルレンジの3インチ(約7.5cm)スピーカーユニットを搭載。エンクロージャーは密閉型で、材料は珪砂とアルミニウム。周波数帯域は75Hz~20kHz。本体サイズは117×208×222mm(幅×奥行き×高さ)、重さは2.4kg。

  • Spirula(DEEP AMBER仕上げ)

Spirulaのみの単体販売も行っており、直販価格はペアで151,800円。ただし別途アンプが必要となる。仕上げはDEEP BLACK(漆黒色)とDEEP AMBER(琥珀色)の2色が選べる。

  • Spirulaの内部構造

Thunderstoneは5.75インチ(14.6cm)ユニットを搭載し、周波数帯域は40Hz~200Hz。クラスDアンプを内蔵し、サテライト出力は2×BTLピーク出力60W、サブウーファ出力はPTBLピーク出力110W。

  • Thunderstone(DEEP BLACK仕上げ)

AC電源で動作する。3.5mmステレオミニのアナログ入力と光デジタル入力を備えるほか、Bluetooth受信にも対応。コーデックはaptXとAACをサポートする。珪砂とアルミニウム製のトリプルポートエンクロージャーを採用し、本体サイズは372×372×239mm(同)。重さは6.5kg。

なお、DEEPTIME製品を購入する前に自宅で試聴できるサービスを、レンタルサービス「Rentio(レンティオ)」で実施中。レンタル料7泊8日で3,980円のキャンペーンを実施しているという。

  • Thunderstoneの内部構造