東芝デジタルソリューションズは11月30日、OCR(光学的文字認識)技術を活用して本人確認書類を読み取るサービス「本人確認OCR」から、新たに「顔認証サービス」と「本人確認書類厚み判定サービス」を提供すると発表した。

顔認証サービスは、同社独自の顔認識AI技術をベースに、まばたき・めつぶり検出などオンライン本人確認で必要となる機能を付加することで、スマートフォンで撮影した顔写真と本人確認書類の券面顔写真が同一人物かどうかを判定できる。

  • 「顔認証サービス」では、顔写真と券面顔写真の同一判定を行える

本人確認書類厚み判定サービスは、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)を斜めから撮影することで、写真の手前側に写るカードの厚みが適正かどうかをチェックし、本人確認書類が偽造されたものかを判定する。

  • 「本人確認書類厚み判定サービス」では、赤い実線部分の厚みをチェックする

本人確認書類OCRで提供するクラウドサービスと組み合わせることで、各種決済サービスやフリマアプリなどさまざまなeKYC(オンライン本人確認)にも新サービスを利用できる。