カーメイトは11月26日、360度ドライブレコーダーの新製品「d'Action 360D」(DC4000R)を発売した。360度カメラを搭載しつつ、フロントとリアにも独立したカメラを搭載することで、前方や後方のクルマのナンバープレートも鮮明に記録できるようにした。価格はオープンで、予想実売価格は56,800円前後。すでに販売中。

  • 前方や後方のクルマのナンバープレートも鮮明に記録できるようにした360度ドライブレコーダー「d'Action 360D」(DC4000R)

フロント、リア、360度の3基のカメラを搭載するドライブレコーダー。カメラ部をそれぞれの部位に分けることで、360度ドライブレコーダーが苦手とする前方後方のクリアな記録を可能とした。記録画素数は、フロントカメラが約200万画素(1,920×1,080ドット)、360度カメラが約360万画素(1,920×1,920ドット)、リヤカメラが約200万画素(1,920×1,080ドット)。

  • フロントカメラ、リアカメラ、360度カメラの3つのカメラで記録する仕組み

フロントカメラは、画角を狭めて前方認識性を高めつつ、低照度のノイズ表現に強いオンセミCMOSイメージセンサーを採用。白とび / 黒つぶれを防ぎ、前方にいるクルマのナンバープレートをクリアに撮影できるなど、映像全体の認識性を高めている。

  • フロントカメラ。360度カメラは下部に搭載している

リアカメラは、夜間でも明るく記録できるソニー製STARVISを採用。スモークフィルムの透過率は5%で、フィルム越しでもしっかりとした記録が可能。全天周カメラには赤外線LEDを搭載し、夜間でも車内の認識性が向上。側方も車内も切れ目なく記録する。

  • コンパクトな設計のリアカメラ

録画モードは、前後録画、後録画、前後録画+後録画に対応。別売の「駐車監視オプション」(DC203)を接続すれば駐車中でも360度を監視でき、3カメラで最大12時間(前後録画)、360度カメラ単体で最大48時間(後録画)の監視が可能。

フロントカメラには、アスペクト比4:3の2.7インチ液晶を搭載。画面を見ながらの操作や通知の確認がしやすい。記録した映像を確認できるPCソフトも無料で提供する。3基のカメラ映像の同時再生や明るさ調整、同乗者や自分の顔をぼかす「安心ぼかし機能」などを使える。

記録メディアにはmicroSDメモリーカードを使用し、32GBのメディアが付属。本体サイズはフロントカメラがW122×D47×H92mm、重さは206g、リアカメラがW59×D38×H59mm、重さは62g。