ファーウェイ・ジャパンは25日、完全ワイヤレスイヤホンの新製品「HUAWEI FreeBuds Lipstick」を発表した。独特の「口紅型」の充電ケースを採用。鏡面仕上げのケース外装でエレガントさをアピールしている。発売は12月17日から順次、価格は21,780円。

FreeBuds Lipstickは、本体となるイヤホン自体は最新モデルの「FreeBuds 4」と同等の製品。インナーイヤー型でバーが伸びる、いわゆるAirPods型の形状だ。14.3mmという大型ドライバーを内蔵しており、低音を増強するパワーエンジンや振動板の振動も大きくなったことで重低音に強い製品となっている。

1万人以上の耳のデータを分析し、耳の形を9つのカテゴリーに分け、それぞれの耳のエリアを8つに分類。そうしたデータを踏まえたアダプティブ・イヤー・マッチングテクノロジー(AEM)によって、装着した人の耳の形とイヤホンの装着方法を検出して、音質パラメーターを自動的に調整することで、より高音質なサウンドを実現するという。

デュアルマイクを備えたハイブリッドアクティブノイズキャンセリングと開放型イヤホンANC自動最適化技術を備えたことで、最大25dBのノイズキャンセリング効果を得られる。

ファーウェイ製のスマートフォン、タブレット、PCと簡単にペアリングできる機能も備え、Windows、Mac、iOS、AndroidとOSを問わず2つのデバイスに同時に接続することも可能。本体単体でもジェスチャーによって操作が可能で、ダブルタッチで電話の応答、再生、一時停止などに対応する。

独特のリップスティック型のケースと合わせて22時間、本体単体では4時間のバッテリー駆動が可能。本体の重さは4.1g。