米NVIDIAは10月21日(現地時間)、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」で、グラフィックスカード「GeForce RTX 3080」クラスのゲーミング体験を提供する新プラン発表した。6カ月間のメンバーシップは99.99ドル。北米では11月から、ヨーロッパでは12月から提供する。

  • 「GeForce NOW」を提供するNVIDIA SuperPODクラスター

クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」において、より高性能なグラフィックス設定でゲームをプレイできる上級プランが用意される。PCやMac向けのクライアントでは最大解像度1,440p、最大リフレッシュレート120FPSでプレイ可能。このプランではどのメンバーシップよりも長い連続接続時間を提供し、より緻密なゲーム内設定にアクセスできるようになる。

クラウドのバックエンドには、NVIDIAが独自に開発する「第二世代 GeForce NOW SuperPOD」を採用している。AMD Threadripper PRO、28GBメモリ、PCIe 4.0で接続されたGeForce RTX 3080(仮想化されている)を用いることで、極めて高いパフォーマンスを実現。クライアントでのレイテンシを低減し、フレームを同期することで、ほとんどのユーザーで「目で見てわかるほど」遅延が減ることを実感できるという。

遊べるゲームは既に1,100タイトルを超えており、ゲーム追加日「GFN Thursday」のたびに毎週タイトルが追加されている。世界で最もプレイされている『Fortnite』『DOTA 2』『Apex Legends』『Destiny 2』などの無料タイトルのほか、最新タイトル『Far Cry 6』『New World』『Marvel's Guardian of the Galaxy』『NARAKA: BLADEPOINT』『Dying Light 2』もプレイ可能。対応するゲームではRTXシリーズの独自機能も利用できる。

なお、現在のところ米国とヨーロッパでサービスの提供が予告されたが、日本国内向けに提供されるかは未定だ。