AnkerのオーディオブランドであるSoundcoreは10月7日(米国時間)、完全ワイヤレスイヤフォンの新製品「Soundcore Liberty 3 Pro」を発表した。Liberty 2 Proより30%小型化。新たにアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載し、ドライバーをアップデートしてサウンドパフォーマンスを向上させた。価格は169.99USドルと、ANCを新搭載しながらLiberty 2 Pro(149.99ドル)との価格差を+20ドルにとどめた。

Soundcore Liberty 3 Proは、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤフォンの最上位モデルという位置付け。同モデルが搭載するANC機能を、同社はパーソナライズANCと呼んでいる。周囲の環境ノイズに合わせてノイズキャンセルを自動的にカスタマイズするだけではなく、耳内圧を計測して個々に適したサウンドプロファイルを作成する。自然なノイズキャンセリングで、快適で没入感のある音楽体験を提供する。

サウンド面では、高音を繊細に表現するKnowlesの技術を採用したバランスドアーマチュアドライバーと10.6mmのダイナミックドライバーを同軸上に配した「ACAA」(同軸音響構造)を2.0にアップグレード。AACとSBCに加えてLDACをサポート、Bluetooth接続で高音質・高ビットレートな音源の再生に対応する。Soundcoreアプリの「HearID」を使用すると、簡単なヒアリングテストの結果からユーザー個々の耳に合わせて不足する周波数帯を補うパーソナライズを利用できる。

人間工学に基づいたイヤフォンの形状とフィット感を高めるイヤーウイングを組み合わせた 「Fusion Comfort」を採用。シリコン製のイヤーウィングは、装着時の不快感を軽減するように空気圧を逃がす構造になっている。防水・防滴性能はIPX4相当。

カラーは、フロストホワイト、フォググレー、ダスクパープル、ミッドナイトブラックの4色。バッテリー駆動時間は、ANCを有効にした場合の音楽再生が最大6時間、ANCオフで最大8時間。充電ケースに収納して3回の充電が可能。充電ケースはワイヤレス充電に対応している。