主な仕様 | |
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OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-1165G7 プロセッサー |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリ容量 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 512GB (NVMe対応) |
パネル | 14.0型 WUXGAノングレア(LEDバックライト) |
無線 | インテル Wi-Fi 6 AX201 (最大2.4Gbps/ IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) + Bluetooth 5モジュール内蔵 |
WEBカメラ | 100万画素 (Windows Hello 顔認証カメラ搭載) |
動作時間(標準バッテリー使用時最大) | 約 12.0時間 |
本体重量 | 約 985g |
クリエイター向け超軽量モバイルノートPC
「DAIV 4P」はマウスコンピューターのクリエイター向けブランドからリリースされた軽量ノートPCの最新モデルだ。CPUにインテル Core i7-1165G7 を採用することで、安定したパフォーマンスを発揮。16GBメモリ、512GB M.2 SSDなど、バランスの良いスペックでクリエイターの創造力をかたちにしてくれる。
ちなみにストレージはPCIe Gen4に対応しているので、BTOで対応ストレージを選択すれば従来よりも高速なデータアクセスが可能になる。日常の作業で、大きなファイルを開く機会が多い方は注目しておくとよいだろう。
インテル Core i7-1165G7は4コア8スレッド、ターボブースト時は4.70GHzで動作するハイエンドクラスのモバイル向けCPUで、統合グラフィックスのインテル Iris Xeグラフィックスも提供している。このグラフィックスコアはインテルの最新モデルとなり、低消費電力や、インテル・ディープラーニング・ブーストなどのAI支援機能により、デザイナーやクリエイターをサポートする仕様となっている。
CPUチップ内蔵型のGPUとしてはこれまで以上に快適であることは間違いないが、やはりディスクリートグラフィックスと比較して、3Dや4Kの扱いに過信はできない。とはいえ、仕様としては必要十分な機能は提供しているので、使いどころを決めて運用すればまったく問題はない。
ディスプレイはユニークな16:10の仕様で、解像度的には14型のWUXGA(1920×1200)となる。一般的な16:9のパネルと比較して縦に長い分、より多くの情報を表示することができるので、各種編集ソフトや制作用ソフトの操作性は格段に良くなる。複数枚の画像を表示させながらそれを見て編集ソフトを操作するようなケースで特に使いやすくなるのでぜひ試していただきたい。
外部ポートも充実の軽量ボディ
DAIV 4Pの重量は約985gと1kgを切っているのも特長。モバイルには最適なので、テレワークの相棒にはもってこいだろう。この軽量ボディを実現している理由のひとつにマグネシウム合金を採用している点がある。アルミと比較してより軽くて丈夫な素材なので、強度を保ちつつ軽量化を目指すには最適なのだ。実際に手に取ってみると従来の軽量モデルのような不安感はまるでない。というよりも、しっかりした触感と手に良く馴染む16.4mmの薄型フォルムはモバイル時でも安心感を与えてくれるほどだ。
バッテリーも最大で12時間とかなり長持ちするので、電源を気にせず、デイタイムの仕事をこなすことも可能。モバイル端末としてもとても優秀なのもDAIV 4Pの特徴といえる。また、ACアダプターも65Wタイプを採用することでよりコンパクトになっただけでなく、約2.5時間でフル充電が可能になるといった急速充電にも対応している。本体と一緒に手軽に持ち歩けるサイズなので長時間のモバイルや、テレワークにおいてとても頼りになる仕様といえる。
軽量モデルではあるもののポート類は充実しているので拡張性も十分。HDMI、USB2.0、USB3.0、USB3.1といったポピュラーなポートはもちろん、Thunderbolt4も搭載している。つまり最大で本機と合わせて最大で4画面に拡張できるので、作業領域としてはベストな環境を作ることも可能だ。
これだけの機能が備わっている「DAIV 4P」の価格は標準モデルで129,800円となっている。もちろんメモリの増設やメインストレージの容量アップなどBTOに対応できるので、自分好みのマシンを作ることもできる。クリエイターはもちろん、学生やビジネスマンにとっても魅力が多い「DAIV 4P」。満足度の高いモバイルノートPCが欲しい方はぜひ候補にしていただきたい製品だ。