Zホールディングス(ZHD)傘下のヤフーは9月7日、米Oathらと、日本におけるヤフージャパン ブランドの買取や「ヤフージャパン ライセンス契約」の終了を合意する最終契約を締結した。

この契約により「ヤフージャパンライセンス契約」に基づくロイヤルティの支払いは終了。Yahoo! の日本での商標権を取得する。7月に発表した基本契約において締結済みの条件にも変更はないという。

契約の概要

  • Yahoo! およびYahoo! JAPANに関連する日本での商標権の取得
  • 従来の技術ライセンスの対象一式を永久に利用する権利と関連するサポートの取得
  • ZHDグループ内での日本におけるブランド使用および技術の利用
  • 「ヤフージャパン ライセンス契約」の終了
  • 上記に対する対価は1,785億円

これにより、ヤフーはこれまでYahoo! ブランドを所有するVerizon Mediaの子会社・Oath Holdingsへ支払っていたロイヤルティなしに、関連する商標・技術などが利用可能になるほか、ZHDグループ全体としても、ブランドの使用や技術開発に関する自由度が高まり、機動的な事業展開が可能になるという。