ヤフーは、連携する新型コロナワクチン接種会場において発生した当日キャンセルによる余剰ワクチン情報をLINEで通知する「ワクチン接種キャンセル枠お知らせサービス」について、9月2日より東京都内6つの医療機関で導入する。

同サービスは、当日キャンセルされたワクチンの有効活用を目的に7月20日より提供を開始。これまでに港区乃木坂会場、仙台会場、札幌会場で先行導入された結果、廃棄されるはずだったワクチンの有効活用を実現。そして、港区虎ノ門、港区六本木、港区赤坂、渋谷区東、新宿区西新宿、台東区上野にある6つの医療機関でも、サービスの導入が開始された。

サービスの利用には、事前にサービスページに記載されているQRコードよりLINEで友だち追加を行う。続いて「キャンセル枠情報部分」をタップし、接種希望地域、誕生日(生月日)を登録。氏名や住所などの情報は取得されない。サービスの対象年齢は18歳以上。最新の対象接種会場は「会場一覧」より確認可能だ。

通知がきたら、「キャンセル枠情報」をタップ。当日のキャンセル枠がある場合のみ空き情報が記載されるので、画面上で詳細事項を確認し「予約する」ボタンをタップする。

日時と会場、受付終了時間、ワクチンメーカーなどの詳細を確認し、再度「予約する」ボタンをタップして予約完了だ。LINEで「予約完了」のお知らせが送付されるので、会場で「接種予約確認」画面を見せるとワクチンを接種できるようになる。

接種当日は身分証明書と接種券も必要。このサービスで1回目のワクチン接種をする人は、同じ会場で2回目接種を予約。予約完了後は、ワクチンの廃棄を防ぐために、キャンセルできない。

  • 接種までの流れ

  • LINE機能での登録の手順

  • 通知受信から予約完了までの手順

2021年9月2日時点の会場は、ソフトバンクグループ 札幌会場(ANAクラウンプラザホテル札幌)、ソフトバンクグループ 仙台会場(ホテルメルパルク仙台)、ソフトバンクグループ WeWork乃木坂会場、城山ガーデン桜十字クリニック、泉ガーデンクリニック、赤坂桜十字クリニック、恵比寿桜十字クリニック、新宿桜十字クリニック、上野御徒町桜十字クリニック。なお、接種会場は、新型コロナウイルス感染症の状況やワクチンの入荷状況により都度変更されるため、確認が必要。そのほか利用についての注意事項などはサービスページを参照。