Twitterのソーシャルログイン機能における注意点

ソーシャルログイン機能の追加によって、GoogleアカウントやApple IDで新規アカウントを作成したり、ログインできるようになったTwitter。ソーシャルログインは便利な機能にみえる反面、パスワードに関する問題や言語設定に関する不具合を抱えています。

パスワードを設定し直さないと不便

今回の検証では、Twitterの新規アカウントをGoogleアカウントで作成する際も、Apple IDで作成する際も、パスワードを設定する手順がありませんでした。これでは、登録しているメールアドレスを変えたい場合など、「Twitterアカウントのパスワード」を要求されたときに、GoogleアカウントやApple IDのパスワードを入力しても先に進めません。

こうした事態に備えて、アカウント作成後に設定メニューから「Twitterアカウントのパスワード」を登録することを強くオススメします。ちなみに、新しいパスワードを登録した後は、ソーシャルログインだけでなく、通常のID・パスワード入力によるログインも利用可能となります。複数のTwitterアカウントを切り替えて使うユーザーにとっては必須の設定と言えるでしょう。

以下、PC版(ブラウザ版)のTwitterで設定手順を紹介しますが、iPhone版やAndroid版のTwitterアプリでも流れはほぼ同じです。

  • Twitterのパスワード変更手順-1

    【1】ホーム画面左側の「もっと見る」をクリックします。スマホアプリの場合は画面左上の自分のアイコンをタップしてメニューを開きます

  • Twitterのパスワード変更手順-2

    【2】①「設定とプライバシー」から「アカウント」を経由して、②「パスワードを変更する」クリックします

  • Twitterのパスワード変更手順-3

    【3】「パスワードをお忘れですか?」をクリックします。この後、手動でメールアドレスの入力を求められる場合があります

  • Twitterのパスワード変更手順-4

    【4】「次へ」をクリックして、GoogleアカウントやApple IDのメールアドレス宛てに確認メールを送ります

  • Twitterのパスワード変更手順-4

    【5】確認メールに記載されたコードを入力して、②「認証する」をクリックします

  • Twitterのパスワード変更手順-5

    【6】①新規パスワードを2回入力し、②「パスワードをリセット」をクリックします。③「保存する」にチェックを入れると、ブラウザにパスワードを保存できます。次の画面でパスワードの変更理由を回答して設定完了です

ソーシャルログイン後の画面が英語になる

筆者、編集部ともソーシャルログインでアカウントを新規作成したあと、Twitterのインタフェースが日本語ではなく、英語になってしまうケースがありました。

英語から日本語に戻すには、アプリではなくブラウザ版のTwitterにアクセスして、ホーム画面左側の「More」→「Setting and privacy」→「Accessibility,display,and languages」→「Languages」→「Display language」から「English」を「日本語」に変更すればOKです。

Twitterが英語になった場合の対処法は、下記の関連記事で詳しく解説していますのでご参照ください。

【関連記事】
Twitterの言語設定、英語になった場合に日本語へ戻す方法

まとめ

2021年8月にTwitterに追加されたソーシャルログイン機能について解説してきました。これまで、Twitterアカウントを作るのが面倒で、ログインしないで閲覧してきたユーザーも、GoogleアカウントやApple IDを使ったアカウント作成を試してみてはいかがでしょうか。

既存のユーザーにとっては、GoogleアカウントとTwitterアカウントを連携させておけば、パスワードを忘れてログインできなくなったときなどの保険にもなります。この点、執筆時に既存のTwitterアカウントとApple IDが連携できなかったことには改善を求めたいところです。