カシオ計算機は8月18日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデルとなる「GMW-B5000PB」を発表した。9月19日から発売し、価格は82,500円。

  • フルメタルのスクエア型G-SHOCK「GMW-B5000」シリーズに、新しいラインナップ「GMW-B5000PB」が加わった

GMW-B5000は、初代G-SHOCKのスクエアフォルムを受け継ぎつつ、ケースやバンドをフルメタル化した人気のシリーズ。これまでも多くのバリエーションモデルが登場している。

新作のGMW-B5000PBは、パープルとブルーグレーのIP(イオンプレーティング)処理を採用したバイカラーモデルだ。黄昏時の東京をテーマとして、明暗の表情が入り混じる美しい都会の情景を表現した。新カラーのパープルは、彩度と明度を何度も調整して開発。このパープルをベースに、シックなダークカラーを意識したブルーグレーIPをベゼルやバンドに用いた。

  • GMW-B5000PBのテーマは「黄昏時の東京」

  • メタルバンドのコマは、パープルIPとブルーグレーIP

フェイスのオレンジやライトブルーは、日が暮れて点灯する都会のライトを表現。ベゼルやバンドの表面加工をヘアラインやミラーで仕上げてメタルの質感を高めつつ、多種多様な光が織りなす様を強調したという。反転液晶もGMW-B5000PBのテーマに似合っている。

カシオいわく、2色のIPで仕上げるのは新しいCMF表現。「CMF」とは、Color(色)、Material(素材)、Finish(仕上げ)によって新しい価値を創造するプロダクトデザインの考え方だ。ともすると派手になりがちなバイカラーだが、GMW-B5000PBは彩度を抑えた色味とヘアライン加工によって、全体を落ち着いた雰囲気にまとめている。

時計本体は、Bluetoothによるモバイルリンク機能を搭載。スマートフォンの専用アプリと連携し、インターネット上のタイムサーバーから正確な時刻情報を取得したり、アプリ上の地図を使ってワールドタイムを設定したりできる。アラーム設定、リマインダー、携帯(スマホ)探索機能といった実用的な機能も備える。