42cmラジエータ採用の強力な簡易水冷

Corsairの「iCUE H170i Elite Capellix」は、長さ42cmの大型ラジエータを備えるオールインワン水冷CPUクーラーだ。ファンは、直径14cmの「ML140 RGB」(400~2,000rpm、10~37dBA)が3個付属。水冷ブロックには、超高輝度のCapellix RGB LEDを33個搭載し、鮮やかな発光が可能だ。価格は30,000円前後。

  • Corsairの「iCUE H170i Elite Capellix」。42cmラジエータで強力に冷却できる

  • ファンは磁気浮上ベアリングを採用。低ノイズと最適なエアフローを実現した

ハイエンドCPUに特化し拡張にも対応

Alphacoolの「Eisbaer Pro Aurora」は、AMD Ryzen ThreadripperやIntel Xeonなど、巨大なダイを持つハイエンドCPUに最適化したというオールインワン水冷CPUクーラー。クイックコネクタによりチューブを切り離し、システムを拡張することも可能だ。オリオスペックでの価格は、36cmモデルが34,980円、24cmモデルが30,580円。

  • Alphacoolの「Eisbaer Pro Aurora」。ラジエータは銅製で、放熱性能が高い

  • ハイエンドCPU向けに大型の水冷ブロックを採用。巨大なダイをカバーする

三角ガラスパネル採用のミドルタワー

Thermaltakeの「Divider 300 TG」は、左サイドパネルが対角線で二分され、半分のみ強化ガラスになっているミドルタワーケース。対角線上や右サイドパネルには吸気口が用意され、冷却性能も良好だ。カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は、ARGBファン付きモデルが15,000円前後、標準モデルが11,000円前後。

  • Thermaltakeの「Divider 300 TG」。フロントも強化ガラス仕様になっている

  • 拡張スロットは90°回転可能。グラフィックスカードの垂直配置に対応する

5個もファンが付属する安価なケース

Antecの「DF700 Flux」は、安価ながら12cmファンが5個も付属するミドルタワーケースだ。メッシュ仕様のフロントには、ARGBファンを3個搭載。電源スペースの上には逆回転ファンが設置され、グラフィックスカードを直接冷却できる。さらにトップ側にも設置スペースがあり、冷却性能は強力だ。価格は11,500円前後。

  • Antecの「DF700 Flux」。波打ったフロントパネルのデザインが特徴的だ

  • 内部レイアウトは標準的。電源スペース上にもファンを1つ搭載している