既報の通り、8月11日よりRadeon RX 6600 XTが発売開始されるが、それに先立って評価用ボードが届いたので、まずはちょっとご紹介したい。
先の記事でも書いたが、今回AMDからはReference Modelは提供されない(というか、そもそもReference Modelをそのまま出荷するメーカーが無い模様だ)。そんなわけで今回借用できたのは、BIOSTARのAMD Radeon RX 6600 XTである(Photo01)。
本体は2ファン構成の比較的シンプルなもの。あちこち出っ張っていないので、狭いケースでも無理なく収められそうだ(Photo02)。裏面は特にカバーなどもないすっきりした構成である(Photo03)。出力はDisplayPort×3+HDMI×1という4画面出力構成(Photo04)。補助電源は8pin×1構成である(Photo05)。
上面から見ると、ヒートシンクの構造とかファンの位置関係が良く判る。カードのサイズをギリギリまで抑えつつ最大限にファンの直径を確保しようとした感じだ(Photo06)。下側から見ると、VRM周りの様子も良く判る。シンプルではあるが、凝縮感の高い構成である。
通電させての結果とか、実際の性能などについてはもう少々お待ちいただきたい。