サンステラは8月2日、10万円以下の価格帯で250mm/sの高速印刷を達成した個人向けの3Dプリンター「Creality 3D Ender-7」を発表した。8月中旬より発売する。価格は89,000円。発売記念キャンペーンとして、8月31日までは79,000円で販売する。

  • 250mm/sの高速印刷を達成した3Dプリンター「Creality 3D Ender-7」。発売記念キャンペーンとして、8月31日までは79,000円で購入できる

従来の一般的なモデルと比較して1.4倍の高速化を達成している。印刷方式はFDM(熱溶解積層法)方式で、印刷中の傾きを防ぐCore-XY構造と、振動の抵抗を抑えるリニアレール技術を採用。安定性を確保しつつ、±0.1mmのプリント精度を保持する。

  • 本体の幅は約43cmでコンパクトな設計だ

最大プリントサイズは250×250×300mmサイズと大きめ。ノズル数は1個で、ノズル径は基本となる0.4mmサイズほか、オプションで0.2mm / 0.8mm / 1.2mmも揃える。積層ピッチは0.1~0.4mmで調整可能。フィラメントは、1.75mmのPLA、ABS、PETGなどを使用できる。

独自のバタフライ型ウイングダクトを採用した冷却ファンを搭載し、高速プリント時の冷却性能も向上。データの読み込みはSDメモリーカードから行えるほか、USBでPCにも接続できる。スライスソフトは、Creality / Cura / Repetier-Host / Simplify3Dに対応。本体サイズはW430×D460×H570mm、重さは17.2kg。