エプソンは2月15日、大容量インクタンクを搭載した家庭用インクジェット複合機の新製品「EP-M553T」を発表した。印刷コストをA4カラーで約3円、A4モノクロで約1.3円に抑えた。価格はオープンで、直販価格は33,550円(税込)。2月26日に発売する。

  • 大容量インクタンクを搭載した家庭用インクジェット複合機「EP-M553T」

コピー / スキャン / プリントが可能なエコタンク搭載複合機のベーシックモデル。染料4色インクを使用し、インクの補充はボトルを挿すだけ。補充が終わると自動で止まるので、インクをこぼす心配もない。注入口の形状をボトルの色ごとに変えているため、インク補充の際の入れ間違いも起きない。

  • 染料の4色ブラックを採用。ブラックインクはデジカメプリントに向くフォトブラックインクとなる

印刷コストは、A4カラー文書で約3.0円、A4モノクロ文書で約1.3円、L判写真で約9.3円と低く抑えた。印刷解像度は5,760×1,440dpiで、印刷速度はA4写真(光沢)が約1分20秒、L判(光沢)が約33秒。給紙容量は、リアトレイに普通紙最大100枚(ハガキ30枚)をセットしておける。

インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。スマートフォンとの連携では、アプリ「Epson Smart Panel」を使用する。スキャン解像度は1,200×2,400dpi。本体サイズはW390×D607×H228mm(使用時)、重さは約5.6kg。