第一生命保険は7月28日、従業員の柔軟な働き方の実現とペーパーレス化によるCO2排出量削減に向け、2022年4月より、本社などに所属する従業員7000名を対象に経費申請・旅費申請分野を中心とした会計業務のデジタル化を行うと発表した。
コンカーが提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」や請求書管理クラウド「Concur Invoice」を活用する。現行の紙メインの業務フローをデジタル化し、紙での申請・押印作業や証憑の紙保管といった業務負荷を削減する。同取り組みにより、年間で約25万枚発生していた経費申請書や請求書の印刷が不要となり、CO2排出量削減を推進する。
また、従業員がスマートフォンで証憑などを撮影し経費申請することが可能となり、証憑の紙保管が不要となるほか、出社せずにテレワーク時や外出先から経費申請・承認が可能となるなど、申請者と上長の双方で場所にとらわれない働き方を実現させる。