JVCケンウッドは7月16日、ケンウッドブランドのAVナビゲーション「彩速ナビ」シリーズの新製品「MDV-M908HDF」「MDV-M908HDL」「MDV-M808HDW」「MDV-M808HD」4モデルを発表した。彩速ナビの上位シリーズ「TYPE M」シリーズに属する製品群。価格はオープン。

  • ケンウッドブランドのAVナビゲーション「彩速ナビ」シリーズの新製品「MDV-M908HDF」「MDV-M908HDL」「MDV-M808HDW」「MDV-M808HD」4モデル

MDV-M908HDF

MDV-M908HDFは、7インチの開口に取り付けられるフローティングタイプの9V型モデル。7月下旬より発売し、店頭予想価格は163,000円前後。

  • MDV-M908HDF

TYPE Mシリーズは、全モデル1,280×720ピクセルの液晶パネルを搭載し、ハイレゾ音源に対応するなど、AV機能が充実した製品。ハイレゾ音源の対応フォーマットは、DSDTM、FLAC、WAV(192kHz/24bit)など。高音質コーデック「LDACTM」や、独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」といった高音質テクノロジーにも対応する。

スピーカー部は定格出力29W×4基で構成。パワフルなハイレゾサウンドを出力する。そのほかにも、地上デジタルTVチューナー、Bluetoothレシーバー、DVD再生機能、USBメモリ/SDメモリーカード再生機能などを備える。

ナビゲーションシステムの機能として、新たに「新・HD描画マップ」を搭載。そのなかの新地図色「スマートカラー」は、道路の優先順位がひと目で認識できるよう地図の色味や彩度を調整し、状況を把握しやすいよう工夫されている。

「3Dスライダー」機能では、3D地図の俯角を1度単位で調整でき、位置関係や距離感が掴みやすい。建物などのランドマークに隠れたマップを見られる「半透過オン/オフ」機能も新たに搭載し、地図の見やすさと使いやすさを両立している。

衛星システムは、GPS、みちびき、GLONASSに対応。「6軸慣性センサー」と「高測3Dジャイロ」などにより、傾斜があっても高精度での測位が可能。

スマートフォンやビデオカメラなどの映像を映せるHDMI入力機能と、別売りの10.1V型ディスプレイ「LZ-1000HD」などに映像を出力できるHDMI出力機能を搭載。ナビ表示画面のミラーリング表示や、連携可能なドライブレコーダーの映像表示も可能だ。本体サイズはW178×D100×H158mm、重さは2.3kg。パネル部がW251×D22×H137mm、重さは1.2kg。

MDV-M908HDL

MDV-M908HDLは、9インチ開口のあるトヨタ車にフラットに装着できるインダッシュタイプの9V型モデル。7月下旬より発売する。店頭予想価格は152,000円前後。本体サイズはW234×D134×H190mm、重さは2.8kg。主な機能や仕様はほぼ共通。

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MDV-M808HDW

MDV-M808HDWは、幅が200mmの7V型ワイドモデル。7月下旬より発売する。店頭予想価格は99,000円前後。本体サイズはW206×D104×H175mm、重さは2.4kg。主な機能や仕様はほぼ共通。

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MDV-M808HD

MDV-M808HDは、幅が180mmの7V型モデル。8月下旬より発売する。店頭予想価格は99,000円前後。本体サイズはW180×D100×H185mm、重さは2.4kg。主な機能や仕様はほぼ共通。

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