ファーウェイ・ジャパンは7月13日、オンラインで新商品発表会を開催。多彩な新モデルが発表されましたが、ここでは完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4」と、セミオープンスピーカーを内蔵したスマートグラス「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」を紹介します。

  • 完全ワイヤレスイヤホンの「HUAWEI FreeBuds 4」と、スマートグラス「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」

HUAWEI FreeBuds 4

完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4」は、HUAWEI FreeBuds 3(2019年発売)の後継機にあたります。発売日は7月30日、推定市場価格は18,480円です。

  • HUAWEI FreeBuds 4。カラーはセラミックホワイトとシルバーフロストの2色展開。FreeBuds 3と比較してケースも小さく軽くなりました

イヤホン本体は軽量設計で、単体でわずか4.1gしかありません。これなら長時間使用しても耳が疲れないでしょう。また耳の形は人それぞれですが、誰でも快適に装着できるよう、10,000人以上の耳をビッグデータで解析して設計したそうです。

  • 製品イメージ

音質面では、高音と低音の両方が強化されました。最大40kHzまでの周波数帯域に対応する14.3mmの大型ダイナミックドライバーによって、高音のディテールを再現。同時に、低音を増強するパワーエンジンを搭載して振動板の振動を高め、重低音を生み出しています。さらには、音漏れ(音質のロス)をAIで補正するなどの処理も行っています。コーデックはSBCとAACです。

  • 14.3mmの大型ドライバーを搭載。高解像度で音楽を楽しめるように

  • ソフトウェアで音質のロスを補正

このほか、開放型イヤホンANC(アクティブノイズキャンセリング)自動最適化技術のAEMを採用。音波でユーザーの音漏れ状況を測定して、最適なアクティブノイズキャンセリングをリアルタイムで調整します。これらの技術を応用した結果、最大25dBのノイズ削減を実現できたと説明しています。

  • 音漏れ状況をリアルタイムで測定してノイズキャンセリングを調整

デュアルデバイスの同時接続にも対応しました。iOS・Android・Windows・Macを同時に2台まで接続できる仕様です。PCでリモートワークした後に、スマホで音楽を楽しむ、そんな利用シーンでも再ペアリングが不要なのはありがたいですね。

  • デュアルデバイス同時接続に対応

  • イヤホンをダブルタップする、長押しする、上下にスワイプする、といった操作によって、電話に出る・切る、音楽の再生・一時停止、音量調整などが可能

連続音楽再生時間は、イヤホン本体だけで最大4時間、ケースと合わせると最大22時間です。急速充電にも対応し、充電ケースを30分充電すればケース併用で14時間、またイヤホン本体を15分充電しただけで2.5時間も音楽再生できます(いずれもAAC、ノイズキャンセリング無効時)。

  • 製品スペック

HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II

HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」は、テクノロジーとファッションを融合させたというユニークなスマートグラス。テンプル(つる)に搭載したセミオープンスピーカーで音楽を楽しめるのが特徴です。発売日は7月13日、市場想定価格は43,780円となっています。

  • HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II。サングラスタイプ「SMART LANG」と、度なしメガネタイプ「SMART KUBO」の2種類を用意

軽量で耐久性のある熱可塑性素材を採用したフレームを、スライド、ダブルタップ、ピンチ操作することで、再生・一時停止、音量調節、曲の切り替えなどを行います。本体だけで約5時間の連続音楽再生が可能。ワイヤレス充電に対応したファッショナブルな充電ケースが用意されており、Eyewearを入れると充電が開始する仕様になっています(ケース自体はUSB Type-Cで充電、ケースはバッテリーを内蔵しません)。

  • フレームにタップセンサー、スワイプセンサー、ピンチセンサーなどを組み込んでいます

  • 製品スペック