ファーウェイ・ジャパンは7月13日、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「HUAWEI FreeBuds 4」を発表した。7月30日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は18,480円。本体カラーはセラミックホワイトとシルバーフロストの2色。

  • セラミックホワイト

  • シルバーフロスト

HUAWEI FreeBuds 4は、フィードフォワードマイクとフィードバックマイクによるハイブリッド式のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。従来モデル「HUAWEI FreeBuds 3」の後継となり、ノイズキャンセリング性能が向上した。HUAWEI FreeBuds 3は最大15dBだったが、HUAWEI FreeBuds 4では最大25dBとなっている。

開放型なので多少の音漏れは発生するが、耳の形状や装着状態、音漏れの量などを自動的に判断して、最適なノイズキャンセリングを施す。これは「アダプティブ・イヤー・マッチングテクノロジー」と呼ばれ、後日のソフトウェアアップデートによって実装となる予定だ。

ドライバーには、LCP振動板を採用した高感度の14.3mmという大型のダイナミックドライバーを搭載。再生周波数帯域として20Hz～40kHzをサポートし、高温の再現力を高めている。また、低音を増強するパワーエンジンを配置し、振動板の動きを大きくして重低音の出力を図った。

  • 大型ドライバーや、重低音を鳴らすパワーエンジンを装備

通信規格はBluetooth 5.2で、コーデックはSBCとAAC、対応環境はAndroid・iOS・Windows・macOSだ。2台のデバイスに同時接続でき、例えばスマートフォンで音楽を聴いているときでも、PCからオンライン会議の開始といった通知を受けられる（接続自動切り替え）。

本体のタッチ操作は、ダブルタップで電話応答・終了、音楽再生・一時停止、長押しでノイズキャンセリングの有効無効、スワイプでボリューム調整。HUAWEI AI Lifeアプリからは、ジェスチャー操作、ノイズキャンセリングのモード（くつろぎ・標準）、イコライザー設定といったカスタマイズが行える。

  • 使用イメージ

連続再生時間（AAC、ノイズキャンセリング無効時）は、イヤホン本体で約4時間、充電ケースとの併用で約22時間。急速充電に対応し、ケースを30分充電したとき、イヤホン本体とケース併用で最大14時間の再生時間となる。イヤホン本体は、15分の充電で2.5時間の再生が可能だ。ノイズキャンセリング有効時は、イヤホン本体で約2.5時間、充電ケース併用で約14時間となる。

イヤホン本体のサイズは幅15.8×奥行き18.5×高さ41.4mm、重さは約4.1gと軽い。10,000以上の耳データを解析して、良好な装着感が得られる形状にデザインしている。充電ケースのサイズは直径58×高さ21.1mm、重さは約38g。