ファーウェイ・ジャパンは7月13日、独自OS「HarmonyOS 2」を搭載したタブレット製品「HUAWEI MatePad 11」を国内発表した。7月23日に発売し、価格は54,780円。直販サイトや量販店、ECサイトなどで取り扱う。

  • HUAWEI MatePad 11。新色のアイルブルーで展開する

10.95インチ画面を搭載した、画面占有率86%のタブレット。解像度は2,560×1,600ドットで、DCI-P3 100%や⊿E<1をサポートし、高い色域・色精度を備えた製品となっている。リフレッシュレートは120Hz。アイケア関連では認証機関テュフ ラインランドによる低ブルーライト、フリッカーフリー認証を受けている。

  • 狭額ベゼルを採用し、色再現性の高いディスプレイを搭載

スピーカーはHarman Kardonチューニングによるクアッドスピーカーを短辺の左右に搭載。本体を横にして利用したときに聞きやすくなっている。

このほか、HUAWEI MateBookなど一部の同社製PCと接続した際の表示モードとして、PC画面をタブレット本体に表示する「ミラーリング」、PCの拡張画面として使える「PCの画面拡張」、PCとタブレット間でファイルを共有できる「シェアリング」などのモードを用意している。

OSは独自のHarmonyOS 2を採用した。UIや操作面では、ウィジェット配置が可能になったほか、カーソルをアプリのアイコンに重ねると、前回使ったコンテンツがポップアップする機能などが搭載されている。

  • HarmonyOS 2を搭載。ウィジェット設定が可能だ

オプション品では、4,096段階の筆圧検知に対応したスタイラスペン「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」(別売。12,980円)、Bluetoothペアリングの小型キーボード「HUAWEI Smart Magnetic Keyboard」(別売。15,180円)に対応し、手軽に書き込みやタイピングなどが行える。

  • 「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」はマグネットで本体側面にくっつけられる

内蔵SoCはQualcomm Snapdragon 865。メモリは6GB、ストレージは128GBで、カラーはアイルブルー。搭載OSはHarmonyOS 2。アプリストアはHUAWEI App Galleryが標準となり、Google Playは利用できない。

カメラは背面1,300万画素、前面800万画素を装備。バッテリー容量は約7,250mAhで、バッテリー駆動時間はビデオ再生時で12時間。センサーは加速度、ジャイロ、照度、ホール、電子コンパス。生体認証は顔認証。インタフェースはBluetooth 5.1、Wi-Fi 6、USB 3.0 Type-C、microSDカードスロットなど。

本体サイズはW254×D7.25×H165mm、重さは約485g。