ティーピーリンクジャパン(TP-Link)は7月8日、IPv6 IPoE対応のデュアルバンドWi-Fi 6ルータ「Archer AX4800」を発表した。8月12日に発売する。価格はオープンで、想定販売価格は12,760円。

  • Archer AX4800

「Archer AX4800」は、最大通信速度(理論値)が4,324Mbps(5GHz)、574Mbps(2.4GHz)となる、6ストリームのWi-Fi 6ルータ。

IPv6 IPoE対応デュアルバンドをサポートし、回線の混雑を回避しながら高速な通信が可能とする。TP-Link OneMesh対応の中継器「RE605X」「RE505X」と組み合わせることでメッシュWi-Fiも構築できる。

信号を増幅させて広いエリアをカバーする外部アンテナを6本搭載するほか、送信パワーを改善し信号範囲を強化する「FEM」、クライアントに無線信号を集中させWi-Fi範囲を拡大する「ビームフォーミング」、同じ帯域内の複数ストリームが障害への耐性を強化する「4T4R」(4送信4受信)に対応し、家の隅々までWi-Fiを飛ばすことが可能だとする。範囲の目安は3LDK。

また、OpenVPN、PPTP VPNの両方に対応したVPNサーバ機能を搭載するほか、全ポートGigabit Ethernet対応の有線ポート(WAN×1、LAN×4)や、外付けHDDなどを接続できるUSB3.0ポートを備える。

  • 背面のWANおよびLAN×4ポートはすべてGigabit Ethernet対応

主な仕様は、本体サイズがW262.2×D14.3×H51.0mm。IEEE802.11a / n / ac / ax(5GHz帯)、IEEE802.11g / b / n / ax(2.4GHz帯)に準拠し、外部アンテナ×6本を装備。外部インターフェースは、Gigabit Ethernet有線LAN×4/WAN×1、USB 3.0×1を搭載。セキュリティはWPA、WPA2、WPA3、WPA/WPA2-Enterprise(802.1x)。

  • 製品パッケージ