NECは6月28日、世界最小クラスのA4カラーページプリンタ「Color MultiWriter 4C150」と、A4カラー複合機「Color MultiWriter 4F150」を発表した。7月2日から順次発売する。
Color MultiWriter 4C150
Color MultiWriter 4C150は、世界最小クラスのコンパクトA4カラーページプリンタ。7月2日に発売し、価格は109,780円。
小型化にあたっては、新エンジンの開発・搭載、ドラムカートリッジの4色一体化といった改良を実施。従来モデルと比較して、高さを最大92mm、重さを最大-6.7kg、小型軽量化。体積比で-36%の削減を達成している。設置スペースは、ハンカチ程度のフットスペースと30cmの高さがあればOKだ。
コンパクト化しても印刷スピードは高速化しており、31ページ/分の連続印刷が可能。そのほかの項目でも、ファーストコピータイムがモノクロ10秒・カラー11秒、ウォームアップタイムが35秒以下となり、全体的な操作レスポンスや処理速度も向上している。
両面印刷にも標準で対応し、給紙容量は標準トレイに250枚、手差しトレイに50枚をセット可能。オプションの導入で最大550枚まで拡張できる。
プリント方式はLED乾式電子写真方式で、印刷解像度は600×2,400dpi。操作パネルには2ラインLCDを採用する。インタフェースはGigabit Ethernet有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW410×D430×H255mm、重さは約17.4kg(消耗品含む)。
Color MultiWriter 4F150
Color MultiWriter 4F150は、プリンタ・スキャナ・コピー・ファックス機能を備えるA4カラー複合機。9月9日の発売予定で価格は153,780。
複合機ということで、上記のColor MultiWriter 4C150と比べて本体の高さがあるものの、従来モデルとの比較では高さが最大134mm、重さが最大-9.4kg、体積比では-39%の削減を達成。操作パネルには2.8型カラータッチパネルを採用し、操作性と視認性が向上している。
各種速度性能は、連続印刷が31ページ/分、ファーストコピータイムがモノクロ9.5秒・カラー12秒、ウォームアップタイムが35秒以下、スキャン速度がモノクロ45ページ/分・カラー22ページ/分となっている。スキャン解像度は600×600dpiで、本体サイズはW410×D430×H366mm、重さは約21.2kg(消耗品含む)。そのほかの仕様はColor MultiWriter 4C150とほぼ共通。