米Microsoftは5月19日(現地時間)、公式ブログ上で、Internet Explorerのサポートを2022年6月15日に終了すると発表した。代替手段としてMicrosoft Edgeを提案している。

  • “IEの未来はWindows 10のMicrosoft Edgeに”

Internet Explorerは、Windows 95以降のWindows OSに標準搭載されてきたWebブラウザー。現行バージョンとなるIE 11は2013年から提供されてきたもので、Microsoftは新しくWindows 10に標準搭載しているブラウザ「Microsoft Edge」への移行を強く推し進めてきた。これまでMicrosoft 365アプリのIE 11サポートを終了するなどしてきたが、今回Internet Explorer 11デスクトップアプリケーションそのもののサポートが終わることになる。

なお、Windows 10 LTSCやWindows Server上のInternet Explorer 11 デスクトップアプリケーションには影響しない。2022年6月15日のサポート終了までのタイムスケジュールは以下の通り。

Microsoft Edgeでは高速で安全なブラウジングを利用できる他、「IEモード」を搭載してレガシーなWebサイトやアプリケーションとの互換性を確保。ChromiumとTridentのデュアルエンジンを備えたMicrosoft Edgeで、2つのブラウザを使い分けることなく、生産性を高められるとしている。

  • IEからEdgeへ