エムエスアイコンピュータージャパンは5月13日、新たなゲーミングモニターブランド「ARTYMIS」から、湾曲率1,000R液晶パネルを実現し、リフレッシュレート165Hzと応答速度1msを誇るゲーミングディスプレイ「MAG ARTYMIS 242C」を発表した。予想実勢価格は36,000円前後(税込)を見込む。

  • MAG ARTYMIS 242C

「MAG ARTYMIS 242C」は、人間の視野とほぼ同等の湾曲率1,000RをMSIで初めて実現したモデル。より高い没入感と、長時間使用時の負担軽減が期待できるという。また、ディスプレイ画面で視界が覆われるため集中力が高まりやすく、プレイヤーのパフォーマンスを高く引き出せるとする。

リフレッシュレートは165Hz、応答速度は1ms、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。目の疲れを軽減するアンチフリッカーおよびブルーライト低減機能を搭載する。

  • 湾曲率1,000R液晶パネルを搭載

さらに、対応グラフィックスカードなどと組み合わせることで、ティアリング(ちらつき)やスタッタリング(カクつき)を減らして滑らかな映像表示を実現する「FreeSync Premium」をサポートする。

入力端子はHDMI 1.4b×2、DisplayPort 1.2×1を備え、PCとゲーム機など接続した複数の機器を背面のジョイスティックで簡単に切り替えられる。

  • 背面のジョイスティックで接続した機器を切り替えられる

主な仕様は、液晶サイズが23.6型、パネル表面湾曲率が1,000R、視野角が水平垂直とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が3,000:1、色域がsRGBカバー率97.9%、DCI-P3カバー率90.3%など。応答速度は1ms(MPRT)、使用時の消費電力は22W。

チルト角度は-5度~20度、VESAマウントは100×100mm。本体サイズはW533.75×D228.37×H422.86mm、重さは3.77kg。D-Subケーブル(1.5m)、HDMIケーブルが付属する。