JVCケンウッドは5月11日、完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「HA-A11T」を発表した。5月下旬の発売予定で、店頭予想価格は6,500円前後。カラーはブラック、インディゴブルー、ホワイト、トープの4色。
本体のみで約8時間、充電ケースとあわせて合計約28時間の連続再生が可能。充電時間はイヤホン約2時間/ケース約3時間となるが、10分の充電で約1時間の連続再生が可能なクイック充電機能も搭載する。
Bluetooth 5.1/Power Class 1の採用でデバイスとの接続の安定を図っており、左右独立伝送により音切れに強く低遅延を実現するQualcomm TrueWireless Stereo Plusにも対応。コーデックはSBCに加えてaptXが利用できる。また、リモート会議等の際にクリアなハンズフリー会話が行えるよう、Qualcomm cVcノイズキャンセルテクノロジーと高性能MEMSマイクを採用した。
従来モデルから対応している、左右のイヤホン本体に搭載したワンボタンによる曲操作・ボリューム調整やオートオン/オフ機能に加え、ワンタッチで再生音量を下げて外音取り込みを行うタッチ&トーク機能、片側イヤホンだけで利用する機能が追加された。スマートフォンの音声アシスタント機能の起動も行える。
ドライバーはダイナミック型で、再生周波数帯域は20Hz-20,000Hz。対応BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCP、HFP。重さはイヤホン本体が約5.2g、充電ケースが約46g。