以前、早朝の電車内でiPhoneのアラーム音が鳴っているのに熟睡している人を見たことがあります。結構な音量で鳴っているのにどうして気付かないのだろう、と不思議に思いつつふと彼の耳を見ると、そこにはカナル型イヤホンが。アラーム音に気付かないのも無理はありません。

それにしても、彼は「時計」アプリのアラームはイヤホン接続の有無と関係なしに内蔵スピーカーから音を出すことを知っていたのでしょうか? 目的の駅に着くまで眠りたい、イヤホンを装着していれば問題ないだろうと到着予定時刻にアラームをセットしていたとしたら...周囲の人もいい迷惑ですね。

iPhoneでイヤホンから音を出すアラームを利用するには、サードパーティ製アプリを使うしかありませんが、振動だけで目覚める自信があるのなら「サウンドなし・バイブレーションあり」のアラームを用意しましょう。iPhoneを肌に密着させておけば、振動で目を覚ますことができます。熟睡してしまうと役に立たない可能性大ですが、浅い眠りであれば気付きますし、なにより周囲の人の視線を浴びつつ目を覚ますことがありません。

設定はかんたん。時計アプリでアラームタブを開き、画面左上の「編集」ボタンをタップしましょう。目的のアラームをタップして開き、続けて「サウンド」をタップしします。通常は「レーダー」とか「きらめき」といったアラーム音が選択されているので、それを「なし」に変更すればOK。画面上部の「バイブレーション」をタップし、目覚ましに使えそうな振動パターンも選択しておきます。

なお、LEDフラッシュ通知を有効にしている場合は、「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオ/ビジュアル」画面にある「LEDフラッシュ通知」スイッチをオフにしておくことも忘れずに。時刻が到来するとiPhoneのリアカメラ近くにあるLEDが激しく明滅するので、アラーム音ほどではないにせよ電車内で悪目立ちする可能性大ですよ。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 アラーム画面で編集ボタンをタップし、「サウンドなし・バイブレーションあり」に変更したいアラームをタップします

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    2 「サウンド」をタップします

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      3 画面下部までスクロールし、「なし」を選択します

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      4 バイブレーションパターンも選択しておきます