ソニーは、バランスの取れたクリアな高音質と大音圧を特徴とするBluetoothスピーカー「SRS-XG500」、「SRS-XP500」を5月28日に発売する。価格はオープンプライス。店頭価格は、SRS-XG500が44,000円前後、SRS-XP500が40,000円前後を見込む。

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    SRS-XG500

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    SRS-XP500

どちらもバッテリ内蔵のBluetoothスピーカーで、XG500はIP66の防塵防水仕様、XP500はIPX4の防滴対応。スピーカーユニットの振動板が、従来の丸形ではなく矩形(角を落とした四角形)の形状を採用した「X-Balanced Speaker Unit」を搭載。限られたスペースの中で振動板の面積を拡大し、音圧をアップして力強い低域再生を実現し、歪みの少ないクリアな音も追求した。

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    SRS-XG500

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    SRS-XP500

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    スピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」には矩形の振動板を採用

重低音再生を強化した既存の「XBシリーズ」とは異なり、迫力の低音だけでなく、XG500ではボーカルのクリアさや中高域の音の広がり、XP500ではボーカルのクリアさや中高域の広がりはそのままに、圧倒的なパワフルサウンドを再生できるという。また、どちらも臨場感ある重低音を再生する「MEGA BASSモード」を装備。音楽に合わせて光るライティング機能も備え、「間接照明を意識したデザインで落ち着いた空間を演出する」という。本体にはハンドルを備え、持ち運びやすくした。

また、ストラップで吊り下げられるコンパクトサイズで、重低音再生にもこだわったEXTRA BASSシリーズのBluetoothスピーカー「SRS-XB13」も5月28日に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,700円前後。

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    SRS-XB13

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    SRS-XB13のカラーバリエーション

SRS-XG500

XG500はファブリック素材で覆われた円筒状のボディに、大きなハンドルを上部に装備。約25mm径のドームツイーター2基、約110mm×110mmの矩形ウーファー2基を搭載。低域を増強するパッシブラジエーター2基を両サイドに備える。

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    ウォークマン(A50シリーズ)と並べたところ

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    内部構造

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    側面のパッシブラジエーター

BluetoothコーデックはAACとLDACもサポート。重低音を増強する「MEGA BASSモード」や、DSP処理でライブ会場のような音響を再現する「LIVE SOUNDモード」が利用できる。

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    ライティング機能をオンにしたところ

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    上部のハンドル

ステレオミニのアナログ入力に加え、マイク・ギター入力も装備。別売のマイクなどをつないで広い部屋や屋外でアンプのような使い方をしたり、カラオケスピーカーとして使うことも可能。USBポート2基を搭載し、USB機器の音楽を再生したり、外部機器を充電するモバイルバッテリーとして使うことも可能だ。対応する複数台のBluetoothスピーカーを最大100台まで同時接続できる「パーティーコネクト機能」にも対応する。

連続再生時間は最長約30時間(MEGA BASSモードオン時)。本体サイズは460×215×256mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約5.6kg。

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    フタの中に各種インタフェースを装備

SRS-XP500

XP500は縦置き/横置きのどちらにも対応する頑丈なボディに、約50mm径のドームツイーター2基、約140mm×140mmの矩形ウーファー2基を搭載。

ライティングLEDを内側に仕込んだ大きなハンドルを上下(横置き時は左右)に装備し、音楽に合わせてリズミカルに発光。本体に反射して間接照明のように周囲を淡く照らす。

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    設置イメージ

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    横置きにしたところ

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    約50mm径のドームツイーター2基、約140mm×140mmの矩形ウーファー2基を搭載

BluetoothコーデックはAACとLDACもサポート。重低音を増強する「MEGA BASSモード」や、DSP処理でライブ会場のような音響を再現する「LIVE SOUNDモード」が利用できる。

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    本体上部の操作ボタン

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    ハンドルの内側のライティングLED

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    ハンドルを掴んで持ち運べる

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    縦置きにすると、やや後ろに傾斜したカタチで置ける

ステレオミニのアナログ入力に加え、マイク・ギター入力を2基装備。別売のマイクなどをつないで広い部屋や屋外でアンプのような使い方をしたり、カラオケスピーカーとして使える。USBポート2基を搭載し、USB機器の音楽を再生したり、外部機器を充電するモバイルバッテリーとして使うことも可能だ。対応する複数台のBluetoothスピーカーを最大100台まで同時接続できる「パーティーコネクト機能」にも対応する。

連続再生時間は最長約20時間(MEGA BASSモードオン時)。本体サイズは縦置き時が275×572×295mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約11.2kg。

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    フタの中に各種インタフェースを装備

SRS-XB13

約76×95mm(直径×高さ)の本体に、46mm径フルレンジユニットとパッシブラジエータ―を備えたモノラルBluetoothスピーカー。カラーはブラック、ベージュ、ライトブルー、コーラルピンク、パウダーブルーの5色。

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    SRS-XB12(左)とSRS-XB13(右)を並べたところ

従来機種のXB12の重低音やサイズ感は引き継ぎながら、新たに上部への音の広がりを実現する独自の高音質プロセッサー「Sound Diffusion Processor」を採用。通常のモノラルサウンドは左右の音を単純にあわせるだけで、ステレオ感に乏しい音になってしまうが、この現象を防ぎながら音の広がりを実現する独自のアルゴリズムを搭載し、コンパクトながら高音質かつ重低音が広がるようにしたという。これにより、ボーカルなどがより前に出て鳴るようになった。

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    SRS-XB12(左)とSRS-XB13(右)の直径を比べると、XB13のほうがわずかに大きい

最大約16時間再生可能なロングバッテリーを搭載。Bluetooth連携したスマホで、スピーカーのバッテリー残量がひと目で分かるように進化した。Bluetoothの対応コーデックはSBCとAAC。2台までのスピーカーを連携してステレオペアで鳴らすこともできる。Android端末と初回のペアリング作業が簡単に行えるGoogle Fast Pairにも新たに対応した。

本体はIP67の防塵防水仕様で、付属のストラップはマルチウェイストラップに進化。スピーカーグリルを下向きにぶらさげ、シャワーのように降り注ぐ音が楽しめるようにした。重さは約253g。

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    XB13のUSB-C充電端子