ゼンハイザーは、新素材ドライバーを搭載した開放型ヘッドホン「HD 560S」を4月28日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は27,500円。

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    HD 560S

「自然な広がりと深みのある正確な音の再現性」を追求したヘッドホン。「ミックス音源や、メディアフォーマットの比較、ハイレゾ音源の音質チェックや、ビンテージアンプのサウンドチェックでも、自宅やスタジオで常に信頼のできるサウンドを伝える」という。

振動板に特別仕様の素材を採用した38mm径のダイナミックドライバーを搭載。10kHz以上の高域も「上質で伸びのある音の広がりを再現する」としている。ドライバーの磁気回路は効率的にパワーを供給しつつ、洗練されたダンピングシステムで最適なエアフローを確保。歪みを抑えて深みのある低音を届けるとする。

ハウジングは開放型で、人間工学に基づいて独自のテクノロジー「E.A.R.」で最適な角度にドライバーを配置。プロ用のレコーディングスタジオや高音質なスピーカーを設置する際のトライアングルポジション(理想的な音の定位を再現するための三角形の頂点)で試聴する環境を創り出すという。

軽量なヘッドバンドとソフトで質の高いイヤーパッドを採用し、長時間装着していても快適とする。再生周波数帯域は6Hz~38kHz。感度は110dB(1kHz,1V)。インピーダンスは120Ω。ケーブルの長さは3m。ケーブルを除いた重さは約240g。3.5mm変換アダプターが付属する。

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