米Dell Technologiesは4月14日(現地時間)、傘下のVMwareをスピンオフする計画を発表した。2021年第4四半期中の完了を見込む。
これまでDellはVMwareが発行している株式のうち約80.6%を保有していたが、VMwareに対してすべて売却する。この取引によってDellは93億ドルから97億ドルを受け取る見込みとなっており、負債の返済に充当することで、投資適格各付けにおいて有利な状態に近づけるとしている。Dellは2016年にEMCを買収し、その傘下にあったVMwareを獲得していた。
発表の中で、Dell TechnologiesのCEO マイケル・デル氏は、「VMwareをスピンオフすることで、両社のさらなる成長機会をもたらし、ステークホルダーに大きな価値を提供できると期待しています」と述べている。