Cooler Masterは4月12日、Intel Cryo Cooling Technology対応の一体型水冷CPUクーラー「MasterLiquid ML360 Sub-Zero」を発表した。4月16日より販売を開始する。予想実勢価格は53,680円。

  • MasterLiquid ML360 Sub-Zero

    MasterLiquid ML360 Sub-Zero

Intel Cryo Cooling Technologyは、ハードウェア/ソフトウェア/ファームウェアの組み合わせにより、デスクトップPCの冷却システムをインテリジェント制御する冷却技術。Intel Z490チップセットを採用した対応マザーボードで利用できる。アンロック対応Intel Coreプロセッサをオーバークロックした場合のシステム安定性向上、結露の回避、消費電力の抑制などが期待できる。

「MasterLiquid ML360 Sub-Zero」はこのIntel Cryo Cooling Technologyに対応した一体型水冷CPUクーラー。360㎜サイズの大型ラジエータに低速回転でも冷却性に優れる高性能なファンを搭載し、より効率的な放熱を可能にする。ポンプは、本格水冷で用いられてきたタイプのものを採用。強力なモーターで効率的な冷却を行う。

  • ウォーターブロックの断面

    ウォーターブロックの断面

対応CPUソケットはLGA1200、ウォーターブロックのサイズはW89×D79×H86.7mm。ラジエータ部分のサイズはW394×D119.6×H27.2mmで、120mm径のファンを3基搭載する。