レノボ・ジャパンは、薄型軽量ボディに第11世代Intel Coreプロセッサを搭載した14.0型ノートPC「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」を発表した。3月23日から発売を予定しており、価格は244,000円(税別)から。

  • Lenovo「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」

ThinkPad X1 Carbon Gen 9は、薄さ14.9mm、重さ約1.13kgとコンパクトで軽量なボディが特徴のフラッグシップモデル。第11世代Intel Coreプロセッサの搭載で性能を高めた他、32GBメモリ搭載モデルもラインナップ。Intel Evo Platformにも準拠する。ディスプレイには新しくアスペクト比16:10の14.0型IPS液晶を採用し、解像度はWQUXGA(3,840×2,400ドット)とWUXGA(1,920×1,200ドット)から選択可能。WUXGAモデルではマルチタッチにも対応する。

ディスプレイが大型化し、タッチパッドも大型化。電源ボタンにはWindows Helloをサポートする指紋認証リーダーを備えた他、オーディオ性能を高めた点もポイント。新しくドルビーアトモス対応のスピーカーをキーボードの両側に配置し、4つの360度集音マイクを備えることで、オンライン会議時に快適なコラボレーションを実現するとしている。この他、PCの前に戻るとスリープから復帰するHPD(Human Presence Detection)対応や、26時間の長時間バッテリー性能を実現。5G通信対応モデルも用意する。その他の主な仕様は以下の通り。

ThinkPad X1 Carbon Gen 9

  • スピーカーをキーボード両側に搭載してオーディオ機能を向上。実は排気口が本体右側面から背面に移動した

  • OS:Windows 10 Pro / Home 64ビット版
  • プロセッサ:第11世代Intel Core i7-1185G7 / i7-1165G7 / i5-1145G7 / i5-1135G7
  • メモリ:8GB / 16GB / 32GB
  • ストレージ:M.2 NVMe 256GB / 512GB / 1TB / 2TB SSD
  • ディスプレイ:14型IPS液晶WQUXGA(3,840×2,400ドット)/WUXGA(1,920×1,200ドット)
  • インタフェース:USB 4 (Thunderbolt4 対応)×2、USB 3.2 Gen1 (Powered USB)×1、USB 3.2 Gen1×1、HDMI×1
  • バッテリー:4セル リチウムポリマーバッテリー 約26時間(JEITA 2.0)
  • 本体サイズ:約W314.5×D221.6×H14.9mm
  • 重さ:約1.13kg
  • 本体カラー:ブラック
  • 税別価格:244,000円から