恵安は3月5日、HDR対応の27型量子ドットゲーミングディスプレイ「GD270QD-GE」を発表した。3月9日に発売する。価格はオープンで、直販価格は税込39,800円。
「GD270QD-GE」が採用する量子ドット技術は、吸収した光を別の色に変換する特性を持つ。この技術により、バックライトのブルーライトを吸収し、色純度の高いレッドとグリーンの強い光に変換。バックライトを透過させたブルーと組み合わせることで、鮮やかな映像の色彩を忠実に再現するという。
解像度はWQHD(2,560×1,440ドット)で、上下左右178度の広視野角に対応したノングレアAASパネルを採用。HDRに対応し、リフレッシュレートは165Hz、応答速度は最大1ms(GtG)。色域はsRGBカバー率97%(sRGB比138%)、Adobe RGBカバー率97%(Adobe RGB比103%)。
対応グラフィックスカードなどと組み合わせることで、ティアリング(ちらつき)やスタッタリング(カクつき)を減らして滑らかな映像表示を実現する「AMD FreeSync」に対応する。また、眼精疲労対策として、フリッカーフリー設計とブルーライト軽減機能を搭載する。
ゲーミング機能として、画面中央にクロスヘアターゲットマークを表示する「Line of Sight」機能を搭載。マークは複数から選択できる。
主な仕様は、視野角が上下 / 左右ともに178度、輝度が400cd/平方メートル、コントラスト比が4,000:1(Typical)、応答速度が14ms GTG(応答速度モードON時:1ms)。映像入力インタフェースは、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1。2W+2Wのスピーカーを内蔵し、VESAマウントは100mmに対応。
スタンドは、チルト(垂直角度調整)が下に5度、上に20度、スイーベル(水平角度調整)が左右にそれぞれ15度、ピボット(縦横切り替え)が時計回りに90度、高さ調節が約10cm。本体サイズはW614×D205×H555mm、重さは約5.1kg(スタンド含む)。付属品は、スタンド一式、HDMIケーブル、DisplayPortケーブルなど。