日本エイサーは2月26日、文教市場向けとなるコンバーチブルタイプの11.6型Chromebook「R753T-A14N」を発表した。2021年夏ごろの発売予定となっている価格はオープン。
Chrome OSを搭載するAcer Chromebook Spin 511の新モデル。令和2年度の第3次補正予算によって拠出される補助金の活用を検討する自治体や学校向けに販売する。
11.6型の液晶ディスプレイは、解像度が1,366×768ドットのIPS方式、10点マルチタッチ対応(静電容量方式)の光沢画面。画面が360°回転するコンバーチブルタイプの2in1モデルで、タブレットのような使い方もできる。画面は抗菌仕様で耐久性に優れるCorning Gorilla Glassで保護。ベゼル部分でパネルを支えるパーツを幅広に新設計しており、液晶パネルの耐久性を強化した。米国国防総省の定める「MIL-STD 810H」(防塵のみ「MILSTD 810F」)に準拠している。
キーボードは、最大330mリットルの水滴に耐えられる防滴構造。キーキャップは固定式とし、キーが引き抜けないようにした。インカメラは約92万画素(720p)、アウトカメラ約500万画素(1080p)、インカメラにはプライバシー保護のためのスライドカバーを備える。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron N4500(1.1GHz)、メモリがLPDDR4X 4GB(オンボード)、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel UHD Graphics(CPU内蔵)。OSはChrome OS。
通信機能はWi-Fi 6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)準拠の無線LAN、Bluetooth。インタフェース類はUSB 3.2 Type-C Gen1×2、USB 3.2×2、microSDメモリーカードリーダーなど。バッテリ駆動時間は約12時間。本体サイズは約W296×D206×H21.1mm、重さは1.31kg。