総務省は2月26日、「スイッチング円滑化タスクフォース(第5回)」会議において、キャリアの解約手続ページがWeb検索で表示されない問題に言及した。総務省が2021年1月13日に開催した事業者間協議で指摘していた問題で、現在はいずれも修正されている。

総務省によると、NTTドコモとau(KDDI)において、携帯電話の契約解除手続きを紹介したページに「noindex」タグが設置されていたという。「noindex」タグは、該当ページのHTMLコードなどに埋め込むことで、検索エンジンの結果に表示されないようになる。

NTTドコモでは2021年1月20日に、au(KDDI)では2020年12月25日に、解約ページの「noindex」タグを削除済み。また、ソフトバンクではもともと同タグを設置していなかったという。

  • 総務省:検索時の解約手続ページの非表示に関する資料(該当PDF