アトモフは2021年1月12日、家電・カメラのレンタルサービス「Rentio」で、窓型デバイス「Atmoph Window2 [Basic]」の貸し出しを開始した。
Atmoph Window 2のレンタル料は、2週間(14泊15日)の「お試し利用」が税込6,980円、「月額制」が1カ月あたり税込4,800円(いずれも送料込みの価格)。
Atmoph Window 2は、1,000種類以上の世界各国の風景から、好きなものを表示できる窓型スマートディスプレイ。コロナ禍で外出が難しい中、自宅で旅行気分が味わえるデバイスとして注目され、2019年4月の発売以降、世界中で約5,000台を販売した。
表示する風景は、本体の費用とは別に購入する必要がある。月額980円〜のサブスクリプションサービスに加入すれば、1,000種類以上の風景すべてを表示可能(同時に利用する台数に応じて月額が変動)。静止画を一枚580円で購入することもできる。また、自分が撮影した風景を表示する機能も開発中だ。
これまで自社ECサイトの販売を中心に展開してきたが、「事前に使用感を確かめたい」というリクエストが多かったことから、レンティオ運営のレンタルサービス「Rentio」での取り扱いを開始した。
「Atmoph Window2」は樹脂フレームの「[Basic]」とカリモク家具製木製フレームの「 [Wood]」の2種展開だが、今回レンタルが開始されたのは[Basic]で、カラーはホワイトのみ。本体サイズは647×386×65mm、重さは4.5kg、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。
RentioではプロジェクターやVRゴーグルといったガジェットも多く取りそろえていることから、アトモフは(Rentioのユーザー層は)Atmoph Window 2のユーザー層とも一致するとしている。
月額制の場合、3カ月目以降ならいつでも返却可能。12カ月間利用を継続するか、レンタルの途中で追加料金を支払った場合、手元のレンタル品はそのままユーザーの所有物となる。なお、Atmoph Window 2(Basic)の公式ストア販売価格は税込49,280円。期間満了までレンタルした場合の料金は税込57,600円。