米Boseは1月5日 (現地時間)、オープンイヤースタイルのスポーツ向け完全ワイヤレスヘッドセット「Bose Sport Open Earbuds」を発表した。オープンイヤースタイルは耳をふさがず、周囲の音が耳に入ってくる状態で音楽などを聴く。話しかけられたり、車のクラクションにも気づけるので、安全にアウトドアのスポーツを楽しめる。価格は199.95USドル、米国では1月20日に出荷を開始する。

  • Bose Sport Open Earbuds

    Bose Sport Open Earbuds

Sport Open Earbudsは、BoseがOpenAudioと呼ぶオープンイヤー向けのオーディオ技術を採用した初の製品だ。16mmのドライバーを搭載。耳に入れる部分はなく、装着時に耳穴に近い部分がフラットになっていて耳をふさがない。周囲への音漏れを抑えられるデザインになっており、骨の振動で音を伝える骨伝導タイプのように音質を損なうことなく、空気振動で自然なフルレンジのサウンドを届ける。

耳に挟み込まず、耳の上からかけるように装着するが、耳のカーブに合わせたデザインになっているため、快適な装着感でワークアウト時でも安定して使用できるという。サイズは幅48mm、高さが55mm、重量は片方が14g。IPX4の防水仕様を備える。

  • 自然な装着感で、ランニング時でも安定

    自然な装着感で、ランニング時でも安定

ワイヤレスはBluetooth 5.1。右側にマイクを2つ装備する。左右それぞれ1つずつボタンを備え、標準設定だと左側のボタンではペアリングするスマートフォンのデジタルアシスタントへのアクセス、右側のボタンではオン/オフ、再生/停止、スキップ、通話操作などを行える。バッテリー持続時間は最大8時間。持ち運び用の保護ケースと充電ベースが付属する。

  • USB-A接続の充電ベース

    USB-A接続の充電ベース